財務省と日銀は12月12日に3種類の新紙幣の発行開始日を来年、7月3日とすると発表しました。2004年に現行紙幣が発行されてより20年ぶりのモデルチェンジとなります。
この記事の目次
新紙幣の顔ぶれ
来年7月3日に発行される新紙幣は、1万円札が「日本の資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一。5000円札は、津田塾大学の創始者で女子教育の先駆けとなった津田梅子。1000円札は「近代日本医学の父」北里柴三郎が採用されました。新紙幣は最新の偽造防止対策を取り入れ、ユニバーサルデザインを採用しています。
詐欺に注意の呼びかけ
また、紙幣が替わると言っても、現在流通している紙幣は新しい日本銀行券の発行後も従来どおり通用します。年配者には常識のようですが、紙幣刷新の経験がない若い世代の人はびっくりするかも知れませんね。財務省も新紙幣が発行される事で旧紙幣は使えなくなると脅して振込詐欺に繋げる犯罪に対し警戒を呼び掛けています。
▼こちらもどうぞ