散歩している飼い主さんとワンちゃんの光景は微笑ましいですよね。同じようにワンちゃんを連れていたり、動物好きな人はつい近づいてしまいそうになるでしょうけど、その時にハーネスに黄色いリボンがついていたら、ワンちゃんと飼い主さんの為に、そのまま見送ってあげて下さいね。
犬や人間が苦手なワンちゃんの目印
ワンちゃんのハーネスに黄色のリボンがついていたら、それは接近NGの意思表示です。こうしたワンちゃんはイエロードッグと呼ばれ、なんらかの理由で犬や他人が接近すると拒絶反応を起こしてしまいます。最悪の場合には発作を起こして倒れ、死んでしまう事もあるのです。このような拒絶反応は過去のトラウマが原因の可能性もありますが、トラウマだけではなく、シニア犬になってから急に犬や人間に拒絶反応を起こすワンちゃんもいるそうで、原因は一様ではありません。つまり、どんなワンちゃんでも将来的にイエロードッグになる可能性があるのです。
イエロードックと飼い主さんに優しさを
犬や人間に拒絶反応を起こすワンちゃんは一定数存在していて、飼い主さんは細心の注意を払って散歩に出かけます。他のワンちゃんと出会わないように、早朝や夜中を選んで散歩に出かけるなど不自由な思いもしています。ですから黄色いリボンをつけたワンちゃんを見つけたら、どうか適切な距離を取って暖かく見守ってあげて下さい。この認識が日本全体に広がれば、イエロードッグも飼い主さんも安心して散歩をする事が出来るのです。
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