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81歳のバイデンと77歳のトランプが激戦![老大国アメリカの選挙事情]

2024年2月19日


バイデン大統領風大統領 アメリカ

 

 

半世紀前には40代のケネディ大統領を誕生させたアメリカ。しかし、近年ではアメリカでも意欲に満ちた若く溌剌とした大統領候補者は出てこないようです。特に現職のバイデン大統領は御年81歳。最近では言い間違いや記憶力の低下という老化が有権者に不安視されています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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大統領は歳を取り過ぎだ80%

寿命で亡くなる豊臣秀吉

 

 

今年11月の大統領選で再選を目指すバイデン大統領ですが、繰り返される選挙集会や記者会見での言い間違いに有権者は不安を覚えています。直近の世論調査ではバイデン大統領が二期目を務めるには「歳を取り過ぎている」という回答が80%を超えました。最近もバイデン大統領はフランス大統領の名前を言い間違えたり、ドイツの元首相の名前を言い間違え、またエジプトをメキシコと間違えるなど記憶力に問題が見られ、二期目は相応しくないとの有権者の意見に繋がっているようです。

 

 

バイデンを当てこするトランプも77歳

張昭

 

 

バイデン大統領の記憶力問題を格好の攻撃材料にしているのが、前大統領であるトランプ氏です。トランプ氏はここぞとばかりに「大統領の立候補者は認知機能検査を受けるべきだ」などと当てこすり、バイデン氏の急所を責め有権者の支持を集めようとしています。しかし、バイデン氏を高齢者と揶揄するトランプ氏も御年77歳で充分な高齢者。トランプ氏に対しても、大統領候補としては歳を取り過ぎていると回答した有権者は68%いました。

 

 

無党派層の支持を取り込んだ方が勝利

病気になった兵士

 

 

世論調査では、大統領選本選を左右する接戦州で重要な無党派層の70%がバイデン氏、トランプ氏両者を「歳を取り過ぎている」と回答しているようです。僅差で勝利が決する接戦州で無党派票が相手に流れると選挙の流れが大きく変わってしまうので、若くない両者は、いかに相手が高齢者で大統領にふさわしくなく、自身が年齢の割には若々しいかをアピールするしかなさそうです。しかし、政治理念でも経済でも外交でもなく、どちらがまだ若々しいかが選挙の争点になってしまうとは、アメリカの老大国ぶりをいみじくも象徴しているように感じますね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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