フジテレビ系ドラマ「踊る大走査線」シリーズの最終作として2012年に公開された踊る大走査線FINALの公式サイトより12年ぶりに新作映画が制作される事が発表されカウントダウンが開始されました。ただ今回は本編ではなくスピンオフ「容疑者室井慎次」の続編だそうです。
最新テイザー映像で室井慎次が登場
発表では、最新作のティザー映像が公開されセピア色の風景の中、池のほとりでたたずむ年を取った室井慎次が登場「あなたはまだ、室井慎次の全てを知らない。」との文字も画面に躍りました。今回はあくまでスピンオフ映画とはいえ、踊る大走査線ファンには嬉しいプレゼントとなりそうです。
踊る大走査線ドル箱なるか?
日本に人気刑事ドラマは数多くあれど、踊るシリーズほどの興行収入を記録したドル箱コンテンツはありません。1998年10月に公開された映画第1弾「踊る大走査線THE MOVIE」が興行収入101億円のヒットを記録。2003年の第2弾「レインボーブリッジを封鎖せよ」は邦画実写映画歴代最高173億5000万円の興行収入を記録。2010年7月の第3弾「ヤツらを解放せよ!」は興収73億円。2012年9月公開「踊る大走査線THE FINAL」は59億7000万円を記録と次第に興行収入が落ちているとはいえ、刑事ドラマでは最もヒットしたシリーズになりました。今回は織田裕二ではなく室井慎次が主役ですが、週刊誌報道では、これまでイメージの定着を恐れて続編の「踊る」出演に難色を示していた織田裕二氏が出演を快諾したとの事です。これは踊るファンには嬉しいニュースでしょう。
興行収入次第では本編も復活か?
今回はあくまでスピンオフなので踊る本編ほどの興行収入は見込めないかも知れませんが、2005年の「容疑者室井慎次」は38億円とまずまずの成績。2024年の踊る大走査線は、新しい「踊るTHEMOVIE」の復活の狼煙となるでしょうか?そしてその先には、青島刑事を主役にした本編の映画製作が待っているのでしょうか?
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