梅雨を過ぎると、ジメジメムシムシの熱帯夜がやってきます。でも、あのジメジメは単純に暑いのと違いエアコンをかけると寒くなり、また消すとムシムシするなど厄介な相手でもあります。今回は、そんな熱帯夜を解消する工夫を紹介します。
天然素材の寝具を使う
ジメジメムシムシの正体は湿気を吸いこんでしまった通気性が悪い寝具の場合もあります。布団や枕を通して湿気が皮膚に伝わり、皮膚のほてりと呼応してジメジメ、ムシムシの不快さが出てくるのです。それを防ぐために、寝具には寝ゴザや竹枕などの天然素材を使うのも方法の一つです。高温多湿の日本で古くから使われた寝ゴザや竹枕は肌触りも冷たく通気性がよいので湿気を逃がしてくれます。
氷枕で頭部を冷やす
人間の体で熱がこもりやすいのは、頭部、首筋、脇の下、太腿の付け根の股関節です。そのため、これらの体の部位に氷枕を当てて冷やすと熱が下がってジメジメ・ムシムシを解消できます。ただし、首筋などは冷やしすぎると筋肉が強張り、肩こりの原因にもなるので注意しましょう。
夏でもぬるめのお風呂に入る
お風呂に入ると汗をかいて余計に眠れなくなりそうですが、実は、ぬるめのお湯で入浴すると末梢血管が広がるので手足からの放熱や深部体温の低下を促してくれます。お風呂でリラックスする事は、心地よい眠りの為にも重要なので、夏場でも億劫にならずに入浴しましょう。
寝ると決めたらスマホは見ない
横になってからスマホでyoutubeを見る習慣がある人も多いかと思いますが、パソコンやスマホのブルーライトは睡眠ホルモンとも言われるメラトニンの分泌を抑制します。寝ると決めたらスマホのスイッチは切りましょう。また、部屋を薄暗くするとメラトニンが分泌されやすくなるそうです。
まとめ 無理に寝ない
上記の方法を試しても、まだ蒸し暑い時にはどうすればいいのでしょうか?それは眠くなるまで待つしかありません。適度にエアコンを入れて何が何でも寝ようと緊張せずに、いずれ眠くなると気楽に構えていれば、自然に眠る事が出来ますよ。
▼こちらもどうぞ