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兵力不足を補う措置、ウクライナが服役囚の[軍入隊]を開始


罪人(囚人)

 

兵力不足に悩むウクライナは、戦争が終わるまで従軍すれば刑期を免除する条件で服役者の入隊を許可しました。ウクライナ法務省によるとこれまでに4000人の受刑者が入隊を志願したそうです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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最前線の兵力の損耗が大きい

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

ウクライナは最も消耗が激しい前線の兵員補充に悩まされてきました。また、本来ならば兵役を終えて除隊になるはずの兵士まで引き留め続けているため、兵士の家族から、ゼレンスキー大統領に対して不満が高まっています。服役囚を兵士として従軍させるというとロシアの民間軍事会社ワグネルを思い出しますが、ウクライナの場合、複数人を殺害した者や、反逆罪など特定の罪で有罪になった服役囚の入隊は禁止になっています。

 

 

入隊には裁判所の許可が必要

世界史04a ウクライナの国旗a

 

服役囚がウクライナ軍に入隊するには、健康診断に合格し裁判所の承認を得る必要があります。これは服役囚が自由意志で参加し健康状態が任務に適している事を確認する手続きです。すでにウクライナでは、1700件以上の申請が承認され、780人以上の服役囚が刑務所から軍に引き渡されました。ウクライナの法務大臣は、今後、服役囚の1万~2万人が志願して軍に入隊すると見通しを述べています。ただし、服役囚が前線での任務に耐えられるようになるには、さらなる訓練が必要です。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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