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蚊が血を吸わない未来が実現![吸血を止めるアミノ酸が明らかに]

2024年6月26日


曹操と羊と蚊

 

蚊は吸血で媒介する感染症を通じ、年間100万人の人類を殺しているとされます。そのため、蚊の吸血行動を止めさせる事が出来れば、人類の犠牲は大幅に減少するわけです。日本の理化学研究所は6月21日、蚊が「腹八分目」で分泌されるアミノ酸の停止シグナルを利用し吸血を止めている事をつきとめました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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蚊も腹八分目が分かる

医者の顔もあるコナン・ドイル

 

理化学研究所によると、蚊が原八分目を感じるシグナルは、フィブリノペプチドA呼ばれるアミノ酸で、蚊の腸内に存在し、血管が傷つくことで生成されます。このフィブリノペプチドAは、蚊の吸血が腹八分目になると急激に増加、蚊はそれを停止シグナルとして利用しているようです。

 

 

蚊に疑似満腹を感じさせ吸血を止める

東京スカイツリー、kawausoさん

 

 

理化学研究所によれば、将来的にはフィブリノぺプチドAを生成できる腸内細菌を遺伝子改変で作成し、糖に混ぜて蚊に食べさせ腸内に定着させる事が出来れば、蚊は疑似満腹になり吸血を止めるのではないか?と推測しているようです。理化学研究所は、今後、蚊の腸内にあるフィブリノペプチドAの受容体についても研究していくとしています。近い将来、人間を刺さない無害の蚊が登場するかも知れませんね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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