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騰軍もハッスル!
一方の騰軍は前日の戦いで疲労が濃いベテラン勢を後方に下げて新兵を使います。しかし、新兵たちは初日こそ委縮していたものの2日目には、慣れていて韓軍を押し込んでいきます。そこで、飛信隊が沛曇を討ち取った報告が入り、騰は温存していた主力を早期に投入しました。その間にも飛信隊は沛曇の残党を掃討し、そのまま洛亜完本陣に迫ります。
眉景がモブ将に討たれ洛亜完総崩れ
その後、洛亜完は頑張って飛信隊を食い止めたものの、秦軍の単呂というモブ将軍が眉景を討ち取り韓軍は総崩れとなります。成す術がない洛亜完はヨコヨコに促されるままに、新鄭へと引き上げたのです。
逃げていく王族
敗北を知った韓の宮廷では、王族の太座公と華重公が秦軍が到着する前に新鄭を出ると言い出します。すでに両家は魏と楚に亡命の話をつけていたのです。寧姫は「韓が存亡の危機にある時に逃げるとは恥ずかしくないのですか?」と反論しますが「韓王が新鄭を離れられないからこそ、韓の血筋を残す為に我々は避難するのだ」と言い返されてしまいます。
民衆が暴動を起こす
華重公は我々が逃げる事で秦との和睦の道も探れるといい、重臣たちもその手があったと喜びますが張宰相は「秦が和睦に応じるハズはない。新鄭以外の全ての都市を割譲しても秦は引き下がらないだろう」と断言します。これにカチンと来た王族、元はと言えば貴様が徹底抗戦を叫んだんだろうがこのボケナス!やめろ!庶民に落ちろ!と見苦しい争いを開始します。そんな時、伝令が新鄭の一部で暴動が発生し、城門に民衆が集まり、門を開くように叫んでいると報告します。韓は内部から崩壊しようとしていました。
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