NHK大河ドラマ「どうする家康」第4話「清須でどうする」では、幼い頃の元康が相撲ばかりではなく、水泳でも信長に鍛えられていた事が語られていました。いかにもスパルタな信長がやらせそうな水泳ですが、実際の元康も水泳が得意だったようです。
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家康の家訓
家康は水泳と馬術を総大将の必修科目としました。家康庭訓によると家康は、自分の子孫には、ほかはともかく、馬術と水泳だけはシッカリと覚えるように申し付けたそうです。その理由は「総大将は、大抵のことは部下が代わりにやってくれるが、唯一代行してくれないのが負け戦で逃げる事である。こればかりは自分で何とかしないといけないので、逃走する時に必須の乗馬、川や海に飛び込んでも大丈夫なように水泳は完璧にマスターせよ」だったそうです。
夏は子供たちを連れて岡崎の川で泳いだ
徳川家康は、水泳についてはアスリートレベルで、70歳を過ぎても瀬名川で泳ぎを楽しんだそうです。そんな家康ですから息子達には直接泳ぎを教えた逸話もあるらしく、毎年夏には岡崎城下の川で家族で水泳を楽しんだとか、大河ドラマでは川で溺れたお市を助けて、初恋の人になった元康ですが、それは根拠がない事ではなかったんですね。
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