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ATMの引き出し手数料が収益の柱!セブン銀行のスゴイ[戦略]

2023年6月13日


みずほ銀行風

 

銀行の収益モデルと言えば、人様のお金を預かり、それを利子をつけて人に貸し付ける事による利息と利子の差額による収益です。しかし、ATMで有名なセブン銀行は従来の銀行のビジネスモデルを覆しました。セブン銀行の収益の柱は引き出し手数料なのです。

 

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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全国600以上の金融機関と提携

まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

 

銀行としては後発のセブン銀行は口座を持つ顧客は多くありません。しかし、発想の転換でセブン銀行は他の金融機関の口座を持つ人にセブン銀行を利用してもらおうと考えました。そのため、セブン銀行はATMを拡充し、銀行以外にもコンビニ、空港、駅など様々な場所に設置しました。さらにセブンATMは600以上の金融機関と提携する事でセブン銀行に口座を持たない人にまで利用してもらう事に成功したのです。

 

 

ATMをシンプルにしてコストをカット

郭嘉

 

セブン銀行は収益の核であるATMのコストを下げる為に様々な工夫をしました。通帳口や硬貨口を無くすことで造りを単純化、同時にユニバーサルデザインを採用し、誰にでも使いやすいATMにしたのです。従来のATMが一台800万円もするのに対し、セブンのATMは一台200万円と1/4のコストで製造でき、短期間でATMを増やす事に成功しました。

 

防犯にも貢献する売上金入金サービス

董卓

 

セブン銀行ATMの特徴には、売上金入金サービスというタクシーや小売店の現金売上をATMに入金できるサービスもあります。このサービスにより深夜営業をしている業者は防犯になるのと同時に、セブン銀行も不足するATMの紙幣調達に繋がり一石二鳥なのです。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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