2023年8月9日、ドイツ政府はウクライナへの追加軍事支援を発表し、アメリカ製の対空ミサイルである「パトリオット」を2セット提供することを明らかにしました。最近、増加するロシア軍のミサイル攻撃と無人機による無差別爆撃に対抗するための措置と見られています。
これでウクライナ市民数千人の命が救われる
ウクライナ大統領ゼレンスキーは、これによりウクライナが合計4セットのパトリオットミサイルを受け取ったことを発表しました。これにより、対空防衛体制が強化され、ロシアによる無差別な民間施設への攻撃への備えが整えられると述べました。ゼレンスキー大統領はビデオ演説で、「これによって何千人ものウクライナ市民の命が救われるでしょう」と述べました。
ロシアに裏切られたドイツの事情
一方、ドイツ政府は以前はロシアからの天然ガス供給に依存しており、ウクライナ支援は初めは緩慢でした。しかし、プーチン大統領による天然ガス供給の中断により、ドイツは急いで代替エネルギーの確保に取り組み、昨年の冬を何とか乗り越えました。このような経緯があり、ドイツがウクライナに対する支援を強化する一因となりました。
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