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アメリカ、ウクライナにM1エイブラムス最強戦車供与[抗ロシア対抗策本格化]

2023年8月15日


紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

 

アメリカ陸軍および海兵隊が運用するM1エイブラムスが、現代最強の戦車として注目を浴びています。アメリカ政府は、ウクライナがロシアの侵略に対抗するためにM1エイブラムスを正式に供与することを決定しました。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ブッシュ陸軍次官補の発言

世界史04a ウクライナの国旗a

 

8月7日の会見で、アメリカ陸軍次官補であるダグ・ブッシュは、M1エイブラムス戦車がウクライナに到着する予定を秋の初めと発表しました。既に戦車の供与準備は整っているものの、弾薬、予備部品、燃料設備、修理施設などが整備中であり、2023年5月から行われているウクライナ兵の戦車訓練の完了後に輸送が行われる予定です。最初の供与分は合計31両のうち6~8両だそうです。

 

 

湾岸戦争での活躍

 

M1エイブラムスは、120ミリの滑腔砲を搭載し、1990年の湾岸戦争でイラクの戦車を次々と撃破するなど、その力強さが示されました。高度なコンピュータ制御を駆使し、敵を素早く探知し、正確な砲撃を行う能力は、敵を圧倒する強力な戦車として知られています。その性能により、ロシア軍の主力戦車T-90に対しても優位性を保持しています。

 

 

弱点と対策

戦車隊を率いて活躍する夏侯嬰(かこうえい)

 

一方で、M1エイブラムスの弱点も存在します。大口径砲と搭乗員の安全性により、坂道を登る能力は制限されており、特に31度以上の斜面や22度以上の横傾斜した地形では車体が滑る可能性があるとされています。また、燃費も比較的悪く、稼働コストが高いとされていますが、特殊なエンジン機構によりジェット燃料や軽油、ガソリンのいずれでも稼働可能であり、エネルギー面での対応策が取られています。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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