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ウクライナ、黒海での海上ドローン攻撃を強化![黒海封鎖解除まで持続予定]

2023年8月16日


軍艦(明治時代)

 

ウクライナは、黒海海域でロシア海軍の艦船や輸送船を標的とした海上ドローン攻撃を本格的に展開しています。今年8月上旬には、ロシアの揚陸艦や燃料タンカーを相次いで攻撃し、戦果を上げています。なぜこのような攻撃が行われているのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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クリミア半島と黒海のロシア軍補給線を叩く

 

アメリカのシンクタンク、戦争研究所の分析によると、ウクライナの海上ドローン攻撃は、ロシア軍の兵站に深刻なダメージを与えることを目指しているとされています。クリミア半島と黒海はロシア軍の補給線であり、ここでロシアの船舶やタンカーが攻撃され、橋が破壊されると、ロシア軍の補給に重大な影響を及ぼす可能性があります。こうした攻撃によって、ロシア軍の前線の戦意を削ぎ、ウクライナが反転攻勢を有利に進める狙いがあるとされています。

 

 

SNSを駆使してドローン海軍の資金調達を推進

まだ漢王朝で消耗しているの? お金と札

 

ウクライナは内陸国であり、海軍力は限られています。そのため、手頃なコストで効果的な戦果が期待できる水上ドローンを活用しようとしています。ウクライナは水上ドローンの製造ラインを建設するための資金を募る取り組みを行い、製造を進めてきました。これらの水上ドローンはボート型の機体で、TNT火薬を積んでおり、一隻あたりの価格は25万ドル(約3600万円)と手頃です。これらの小型で高速なドローンは、ロシア海軍による発見や破壊を難しくしています。

 

 

全ロシア艦艇が沈没の可能性も

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が黒海を封鎖し、ミサイル攻撃を続ける限り、水上ドローン攻撃を強化する意向を示し、戦争が終結するまでにロシアが一隻の艦艇も持たなくなる可能性があると述べています。ウクライナ政府はさらに、ロシア南部のノボローシスクやソチを含む6つの港の周辺海域を「戦争危険区域」と指定しました。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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