ウクライナの空軍報道官、イグナト氏は8月16日、地元テレビのインタビューに応じ、アメリカ戦闘機F-16のウクライナへの供与について、来年春以降の見通しを示唆しました。ウクライナ空軍は現在、ロシアに対して劣勢であり、反転攻勢の遅れや制空権の不足が課題とされています。
ウクライナのパイロットにF-16の訓練が開始される見通し
また、イグナト空軍報道官は、ウクライナのパイロットに対するF-16の操縦訓練がまもなく始まる予定であり、その訓練は欧米諸国で行われると述べました。同氏は新たに供与された地対空ミサイルシステム「パトリオット」についても言及し、ウクライナの防空能力が向上していると説明しました。
報道の真実性に期待
空軍報道官が期限を示した発言は、F-16のウクライナへの供与が確実視されていることを意味するのでしょうか?アメリカのバイデン政権はロシアへの懸念から、開戦初期からF-16の供与をためらい、ウクライナが制空権を持たずに対抗する姿勢を見せました。一方で、一部のメディアはF-16がゲームチェンジャーとは考えておらず、その効果を疑問視する声もあります。ただし、その場合であっても、ウクライナへの供与はもっと早急に行われるべきだったとの指摘もあります。ウクライナ軍の奮闘に応え、西側諸国は迅速にF-16やそれに関連する訓練・整備を進めるべきです。
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