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ウクライナ軍の自信[ロシア軍の第二、第三防衛ラインは脆弱]

2023年9月8日


 

ウクライナ軍が、ロシア軍の最も強固とされる第一防衛ラインを突破しました。ロシアはさらに第二、第三の防衛ラインを構築していますが、ウクライナ軍部隊報道官のシュトゥピン氏は、これらの第二、第三防衛ラインは第一防衛ラインよりもはるかに脆弱で、突破可能であるとの自信を示しています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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 第一防衛ラインを60、第二第三をそれぞれ20

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

シュトゥピン氏は、地雷源、対戦車兵器、要塞などで守られたロシア軍の防衛ライン全体の堅牢さを100と仮定した場合、第一ラインは60、第二ラインと第三ラインはそれぞれ20であると指摘しました。相対的に見れば、第一防衛ラインは全体の2/3の強度を維持しており、それ以外のラインは併せて全体の1/3にしか達していない計算となります。

 

 

ロシア軍の予備兵力不足の深刻さ

世界史05b ロシアの国旗b

 

シュトゥピン氏は、ロシア軍が第一防衛ラインを突破された際に、本来攻撃用に配置されるべき親衛空挺団を防衛に回す事態が発生したことから、ロシアの予備兵力が深刻に不足している可能性を指摘しました。ウクライナ軍の弾薬供給やロシア軍の動向に依存する部分もありますが、ウクライナ軍は南進を続け、トクマクを次の攻撃拠点とし、メリトポリやベルジャンスク方面に前進し、アゾフ海沿岸の陸の回廊を分断して、ロシア軍の補給を遮断する戦略を立てており、ウクライナ南部の領土を一気に奪還しようとしています。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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