人類が移住できる星として注目を集めている火星。最新技術により、火星の地表には多くの穴が空いている事が分かり、その中がトンネルになっている見込みがあるそうです。もしそうなら火星の過酷な環境に耐えてトンネルの中に地球外生命体が生息する可能性があると専門家らは指摘しています。
最新科学が火星のトンネルを発見
火星は地球の隣の惑星であり、古くから人類に観測されてきました。初期望遠鏡の発明により火星の表面が見られるようになると、火星の表面の溝が誤って運河と表記され、運河があるなら火星人がいるハズと話題になった事もあります。しかし、20世紀に入ると科学は飛躍的に進歩し、現在では火星の地表にある多くの穴がトンネルである可能性が浮上してきたのです。もしトンネルであれば火星の地表の過酷な環境を逃れて、トンネルに移り住んだ生命体が存在する可能性が出てきています。
仮に生命がいなくても人類移住に有益
もし、火星のトンネルに地球外生命体の痕跡を見つけられなくても、このトンネルが地球からの人類移住に大きく貢献する可能性もあります。このトンネルが火星の表面で吹きすさぶ嵐や降り注ぐ宇宙線から人類を守る天然のシェルターになり得るとして、火星開発の段階から、トンネル内を人類が安全に生活できる場所として活用するべく議論がされています。今後の調査で、火星のトンネル内部の状況も分ってくるかも知れませんね。
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