バイデン大統領の署名により610億ドルの軍事支援が決定し弾薬やミサイル不足に喘いでいた状況から解放されつつあるウクライナですが、その間にも東部戦線ではロシア軍の前進が続き、ウクライナ軍は窮地にあるようです。
ロシアの東部戦線での快進撃続く
ロシア軍は今年2月にウクライナ東部の要衝、アウディーウカを陥落させた後も、引き続き前進し、現在はオチェレティネと呼ばれるウクライナの村落を奪う事に注力しています。オチェレティネ中心部はすでに鉄道駅を含めロシア軍の手に落ち、さらに隣接する2つの村に対してもロシア軍が攻勢をかけているようです。
オチェレティネが制圧されると兵站が危機に
ウクライナ軍将校の話では、オチェレティネがロシアに制圧されると3カ所の軍事拠点を繋ぐウクライナの重要な兵站ルートがロシア軍の砲撃を受ける状況になるとの事です。ウクライナ軍は決して無力ではなく、ロシア軍の攻勢を跳ね返していますが武器と弾薬の不足はジリジリとウクライナ軍の体力を奪っているのが現実で、少しでも早い軍需物資の到着が待たれます。
一刻も早い支援の到着が望まれる
兵器でも兵力でもロシアに凌駕される状態でウクライナ軍は祖国を守る気持ちだけで戦っています。アメリカに限らず国際社会はロシアの侵略を命懸けで食い止め、国際社会の自由を守る為に血を流すウクライナに対し支援を惜しむべきではないでしょう。
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