5月6日、東京ドームで行われるプロボクシングの大会には、4団体統一スーパーバンタム級王者である井上尚弥が、WBC世界同級1位のルイス・ネリとの防衛戦に挑みます。この東京ドームでのボクシングイベントは、1990年のマイク・タイソン対ジェームズ・ダグラス以来、34年ぶりのものとなります。
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井上の対戦相手は悪童ネリ
今回の井上の対戦相手は、WBC世界同級1位のルイス・ネリです。ネリは2017年8月と2018年3月に元WBC世界バンダム級王者の山中慎介と2度対戦し、ドーピング違反や体重超過で問題を引き起こしました。当時、ネリはその悪童ぶりから注目を集め、アンチも多かったようです。今回も、突如としてグローブ交換を申し出るなど、井上側を動揺させる行動を示し、その悪童ぶりを発揮しています。しかし、ネリは単なる悪童だけではなく、過去にWBCのタイトルを二階級で獲得した実力者でもあります。
海外ブックメーカーは井上有利
一方、海外のブックメーカーのオッズでは、井上尚弥が有利で、井上の勝利に1.06倍がつけられています。一方、ネリの勝利倍率は8倍、引き分けは17倍と大きな差がついています。試合の結果予想では、井上のKO、TKO勝ちが最も高い確率で、次いで井上の判定勝ちが予想されています。ネリのKO及びTKO勝ちのオッズは17倍で、判定勝ちは19倍となっていました。これまでの戦績からもわかるように、井上尚弥はブックメーカーの予想でも常に安定感を示しています。果たして今回もその予想通りの展開となるでしょうか?
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