広告

ウクライナ軍、セバストポリ港でロシア潜水艦を轟沈と[発表]

2024年8月9日


 

世界史01 飛行するドローン

 

 

ウクライナ軍参謀本部は8月2日、ロシアに違法占拠された南部クリミア半島のセバストポリ港でロシアの潜水艦ロストフナドヌーを撃沈したと発表しました。ただし、轟沈の証拠となる映像などは提示していません。ロストフナドヌーは昨年9月にもウクライナ軍ドローンの攻撃を受けて激しく損傷し修理していましたが、今回のウクライナ軍の報道が事実なら、すでに黒海艦隊の1/3を失ったロシア海軍にとって追い打ちの打撃となりそうです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



ウクライナには朗報

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

潜水艦ロストフナドヌーは2014年に進水した排水量3100トン、全長73.8メートルのキロ級潜水艦であり、カリブル巡航ミサイルを搭載してウクライナの重要インフラを攻撃していました。もし、ロストフナドヌー撃沈が事実ならロシアはクリミア半島からのウクライナインフラ施設への攻撃力を低下させた事になります。またウクライナ参謀本部は、同じ8月2日、クリミア半島のS400地対空ミサイルの発射機4基にも激しい損傷を与えたと発表しています。ウクライナ国防省もSNSを通じてロシアの潜水艦が黒海の底に沈んだと投稿し、攻撃した戦士たちの功績を称えています。

 

 

親ロシア派は平静を主張

 

ウクライナ参謀本部の主張に対し、クリミア半島の親ロシア勢力幹部ミハイル氏は8月3日は潜水艦の防御演習が実施されていたと述べ市内は落ち着いているとし、ウクライナ参謀本部の発表とは異なる見解を述べています。また、ロシアの軍事ブロガー、ボリス氏によると、轟沈とまでは言わないものの、ロストフナドヌーの入っていた修理ドックが攻撃を受けたと指摘しています。そのため、轟沈したかどうかは不明ながら、ロストフナドヌーがウクライナ軍の攻撃を受けたのは事実である可能性が高いようです。

 

▼こちらもどうぞ

自爆型ドローンに戦争の命運を賭ける[ウクライナ]

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-外部配信
-