これまでの大河ドラマにおいて国内のロケが中心ですが、2019年大河ドラマ『いだてん~オリムピック噺~』では大河ドラマで異例の海外のロケがあります。1980年に明治維新前年のパリ万博を題材にした『獅子の時代』(主演:菅原文太)のパリでのロケ以来です。
この記事では、日本人が初めて参加したストックホルムオリンピックとストックホルムの観光名所について紹介します。
NHK大河ドラマでほとんどない海外ロケ
「大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』」によれば、2019年の大河ドラマいだてんのロケ地について、日本だけでなく海外でもロケが行われています。
1912年のストックホルムオリンピックがありました。このオリンピックは日本人で初めて出場したことで知られています。大河ドラマでは、ストックホルムオリンピックのシーンを撮影のためにストックホルムでロケが行われています。
ストックホルムオリンピックは1912年5月5日から7月27日まで開催されました。ストックホルム・スタディオンは1910年から1912年にかけて建設され、オリンピックのメイン会場として使用されました。
1912年のストックホルムオリンピック後、ストックホルム・スタディオンはどうなったのでしょうか。戦後、1958年にヨーロッパ陸上競技選手権大会の会場となりました。トラックは1周400メートルで、第8コースまであります。
1998年からサッカーの試合で使用されるようになりました。2008年頃にユールゴーデンIFのホームスタジアムとして使用するために改修する計画が上がりましたが、ストックホルム市は現状維持という結論を出しました。現在もストックホルム・スタディオンは1912年のオリンピック開催当時に近い状態で保存されています。
ストックホルムの観光名所
2019年の大河ドラマ『いだてん』では、異例の海外ロケが話題になっています。
ストックホルム市内には1912年のオリンピックの会場だったストックホルム・スタディオン以外にも観光名所が数多くあります。ここでは、ストックホルム市内の観光名所を何カ所か紹介します。
次に旧市街地のガムラスタンについて取り上げます。ストックホルムの観光都市で、スターズホルメン島にあります。石畳が敷かれた道と色鮮やかな建築物が多く立ち並ぶ市街地で、魔女の宅急便のモデルになりました。
次に、ノーベル博物館について取り上げます。ストックホルムと言えば、ノーベル賞授賞式の時期になると取り上げられることが多くなります。ノーベル博物館はガムラスタンの中心部にあります。ノーベル賞の由来となったアルフレッド・ノーベルに関するものとして、遺言や過去の受賞者の研究成果などが多数展示されています。
終わりに、ストックホルム市庁舎について取り上げます。ストックホルム市庁舎はストックホルム中央駅から徒歩圏内にあります。ノーベル賞授賞式後の晩餐会の場所として知られています。ノーベル賞授賞式後、受賞者は晩餐会の会場に行くのをテレビで見たことがあると思います。晩餐会の会場などテレビで見ることができる場所も見学することができます。
東京五輪ライターオフィス樋口の独り言
今回の記事では、2019年の大河ドラマ『いだてん~オリムピック噺~』で海外ロケが行われるということで、海外ロケの場所であるストックホルムについて取り上げました。
前半では、1912年のストックホルムオリンピックの会場となったストックホルム・スタディオンについて取り上げました。ストックホルム・スタディオンは現在もオリンピック開催時と近い状態でサッカーの試合などで使われていることが分かりました。
後半では、ストックホルム・スタディオン以外のストックホルムの観光名所について取り上げました。ノーベル賞授賞式後の晩餐会の会場や魔女の宅急便の舞台になった旧市街地を取り上げました。
最後に、今回取り上げた観光名所が大河ドラマの終わりでどのように紹介されるのか楽しみにしています。
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