広告

【宮城谷昌光】これを読まずに三国志好きは名乗れない!三国志小説ランキング

2016年6月17日


 

劉備 黒歴史

 

三国志の小説は現在どれだけ出ているのかわからない位、沢山出ております。

そのため三国志の小説が読みたいんだけど、

どの小説を読めばいいのか分からないと思っている方がたくさんいらっしゃるのでは、

ないでしょうか。

そこで今回、僭越ながら私が勝手に今まで読んだ事のある

三国志の小説を評価し、良かった本をランキング形式で選んでみました。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



第三位:曹操の新たな一面が分かる陳舜臣【曹操 魏の曹一族】

 

 

この本は曹操を主人公として書かれている三国志の小説。

曹操を中心に彼の父親曹嵩や曹家一族を絡めて、彼の私生活も覗き見る事ができます。

そして私がこの小説を読んで驚いたのは、宗教や匈奴などを曹操と絡めている事です。

私が読んだ三国志の小説で曹操と宗教を絡めている三国志の小説を見たことがなかったので、

三国志の色々な知識を得ることができました。

曹操と三国志の新たな一面を垣間見ることができる内容となっております。

 

第二位:男達の戦いに魂をふるわせろ!!北方謙三【三国志】

 

 

北方謙三さんの歴史小説といえば「水滸伝」が有名です。

しかし「三国志」も執筆していたのをご存知でしょうか。

私はこの本を読んだとき私は大いに驚きました。

今まで様々な歴史小説を読んできましたが、

今までの小説と物語の進行の仕方が違っていたのです。

北方謙三の【三国志】は三国志に出てくる、その時の重要人物を一人ひとり取り上げて

いること点が、今まで読んだほかの小説と違っている事でした。

またかなりマイナーな武将もしっかりと光を当てていると所も私が好きな所です。

そしてなんといっても武将一人一人の死にざまが非常にカッコよく読んでいて、

何度も泣き、何度も魂が震え、心にその亡くなった武将のエピソードが刻み込まれます。

 

第一位:三国志以外の知識も読んでいるとわかる:宮城谷昌光【三国志】

 

 

この本は三国志を知るには、もってこいの小説だと思います。

宮城谷昌光(みやぎたにまさみつ)さんは、

春秋戦国時代の中国史の歴史を描いた本を多数出版しております。

 

 

 

代表例としては楚漢戦争時代の英雄で漢帝国を成立させた物語「劉邦」。

 

 

楚漢戦争時代に東方の斉の国で独立した田氏の三男・田横(でんおう)。

彼の強敵に屈しない不屈の精神と生涯を描いた小説「香乱記」。

超大国であった斉の七十以上もの城を陥落させ、

歴史に燦然たる名を遺した「楽毅(がくき)」を主人公とした小説

など様々な小説を描いております。

多数の中国の歴史を書いている宮城谷氏は三国志も書かれております。

宮城谷三国志は黄巾の乱が始まる前から始まっております。

漢帝国がどのように腐敗していって黄巾の乱が勃発したのかを詳細に描かれており、

三国志以外の知識もこの本を読むことによって伺うことができます。

また文中には色々と中国のことわざを用いて、

当時の状況や三国志の武将達の状況を解説してくれるので

自然と古代中国のことわざも入ってきます。

そしてこの物語の終着点は三国志の呉の滅亡で終幕を迎えます。

 

黄巾の乱以前から始まり三国が滅亡するまで描いている小説は

宮城谷三国志が初と言っても過言ではありません。

ぜひ三国志の世界を詳しく知りたい方は、

宮城谷昌光氏が書いた「三国志」を読んでみてはいかがですか。

 

三国志ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

今回は三国志のお勧め小説を私が勝手にランキング形式で紹介しました。

上記の本を読めばかなり三国志に興味を惹かれる事間違えないでしょう。

また忙しくて三国志の小説読む時間が無いという方は、

持ち運びしやすい文庫版もありますので、休憩中や電車に乗っている移動時間に、

ご覧になってはいかがでしょうか。

「今回の三国志のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もまたはじさんでお会いしましょう。

それじゃあまたにゃ~」

 

関連記事:北方謙三の『三国志』のココが凄い!男の生ざまをガンガン感じたいならこの小説も超絶オススメ!

関連記事:何から読めばいいの?三国志入門向けの小説と漫画を紹介!

関連記事:はじめての三国志スタッフが選ぶ三国志おすすめゲーム3選

関連記事:蒼天航路のココが凄い!三国志を読むならこの漫画!新たな世界観で描かれた新三国志が超絶オススメ!

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

-はじさん書評倶楽部