ログイン | 無料ユーザー登録


法正特集
徐庶


はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【シミルボン】びっくり!三国志の時代の役人は役所に五日間缶詰だった?

株式会社三国志で働く劉備と孔明




シミルボン

 

※こちらの記事は「シミルボン」に配信されているコンテンツです。

 

㈱三国志 劉備 孔明

 

長い不況が続く現在、日本においては身分保障が安定した公務員が人気です。

民間企業と違い、能力次第でいきなり給与が上がるわけではないですが、

年功序列で、コツコツ賃金が上昇するし、公休日や祝日はお休みだし羨ましい限り・・

しかし、同じ公務員でも三国志の時代の公務員となると、また事情が違うようです。




五日間も役所に缶詰だった後漢の公務員達

賈詡

 

私達のイメージでは、朝出勤して陽が暮れたら帰る

というのが公務員のイメージですが、三国志の時代は違いました。

いえ、正確には日没には帰るのですが自宅ではありません。

帰る場所は城の中に築かれた長屋のような宿舎に戻るのです。

 

ああ、なんだ社宅ね!と思うかも知れませんが、

そこには家族はいませんで、みんな単身で住んでいるのです。

これは身分に関係なく、下っ端の役人も上級クラスのエリートも

等しく同じだったようです。




五日に一日、与えられた休沐というお休み

 

史記の万石君(まんごくくん)伝や漢書の鄭当時(ていとうじ)伝によると

秦や漢の時代の役人には、五日に1日、頭を洗う為に与えられる

洗沐(せんもく)という休日があった事が分ります。

万石君の長男や鄭当時は、この洗沐の日に家に帰り父母に挨拶しています。

 

現在の感覚では、頭を洗う為に一日休みというのがピンとこないでしょうが、

当時は儒教の影響で髪を切ったり髭を剃る事がタブーでした。

そうなると髪がどんどん伸びますから、当時の中国人は髪を頭頂部で結び

団子にして冠で隠していたのです。

 

ただ、シャンプーなどない当時、深刻なのはシラミの被害でした。

洗沐から五日も経過すると、髪にシラミが湧いてかゆくて仕方ありません。

しかもドライヤーなどない当時、長い髪を洗えば乾くまでは何もできません。

こうして、洗沐の日は一日の休日になりました。

 

参考文献 史記 1: 覇者の条件

著者: 司馬 遷 出版社: 徳間書店

 

それはズルい!お金で洗沐を買う金持ち連中

陸遜

 

さて、洗沐の日は頭を洗う日であると同時に、珍しく家に居る日ですから

必然的に家長として溜まった家の用事を片づける日になっていきます。

この日に友人とも会いますし、市場に行って買い物をしたり、お店のツケを支払い

妻帯者はウヒョ!な事なども済ませて明るい家族計画にも励みます。

つまり、洗沐はお休みとは言え、片づける事が多くゆっくりとは

休めないという日でもあったわけです。

 

ところが、この洗沐日は、漢の時代にはお金で買う事が出来るようになり

大金持ちは、何度も洗沐日を取得して仕事もしないで遊ぶようになります。

一方で貧しい役人は、貧乏ヒマなしで、病気で一日休むと、

それを補う為に洗沐の日にも仕事に出ると言う有様でした。

 

これでは、いつまでも頭を洗うどころではありませんし、

家に帰る事も出来ません。

こんな事が何日も続くと嫌気が差して、役人を辞める人もいたのです。

貧しい人には続けるのが難しい、当時の公務員はそういう仕事でした。

 

参考文献:中国社会風俗史

著者: 尚秉和 出版社: 平凡社

 

シミルボン

 

【シミルボン】びっくり!三国志の時代の役人は役所に五日間缶詰だった?

の続きは、「シミルボン」内のページで読めます。

続きが気になる方は、「シミルボン」にアクセスしよう!




関連記事

  1. 曹操と機密保持 羅貫中はケアレスミスをしていた?三国志時代の紙の価値
  2. 曹丕にビビって意見を言えない家臣達 【どっちの皇帝show】曹丕と曹叡はどっちが名君?
  3. 司馬懿 司馬懿が就任していた太尉とは何をするの?太尉はどの程度の権力があ…
  4. 徐庶 【徐庶が改名した理由】ケガの功名か?それともワザと?徐庶の名前雑…
  5. 鄧艾 どもりが酷い鄧艾の隠れた才能!優れた農業政策「済河論」を分かりや…
  6. 陳羣 陳羣(ちんぐん)ってどんな人?画期的な人材採用法を確立させた魏の…
  7. 卞夫人 曹操 卑しい身分から、曹操の正妃へ卞夫人 Part.1
  8. 32話:ブチ切れる献帝、曹操暗殺を指示

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 始皇帝(キングダム)
  2. 酒を飲む曹操、劉備、孫権
  3. 帯来洞主(南蛮族)
  4. 幕末 帝国議会
  5. キングダム54巻amazon
  6. 田中角栄
  7. 王昭儀

おすすめ記事

  1. 水滸伝の五虎大将軍とは誰なの?関勝・林冲・秦明・呼延灼・董平を紹介 宋江、史進、李逵、魯智深、林冲、武松、楊志(水滸伝)
  2. 司馬昭が晋王になれたのは賈充の2つの活躍のおかげ 王基に感謝する司馬昭
  3. 関羽に憧れていた新選組局長の近藤勇 近藤勇と関羽
  4. 清洲会議(きよすかいぎ)って何なの?実は天下統一への重要局面を会議していた!
  5. 井伊直弼の写真は存在するの?悪人顔はホント?
  6. 【キングダムネタバレ】ちょ~先読み!桓騎(かんき)李牧(りぼく)に負ける!宜安の戦いを徹底解説! 敗北する桓騎

三國志雑学

  1. 三国志平話
  2. チビってしまう司馬懿と孔明
  3. 趙雲
  4. ヨイショをする曹操
  5. 酔いつぶれる劉備玄徳


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. はじめての三国志 画像準備中
  2. 呉の小覇王・孫策
  3. 韓信と劉邦
  4. 韓信
  5. 華雄と呂布

おすすめ記事

真田丸 武田信玄 織田信長と武田信玄が戦争になったのは徳川家康のせいだった! 北条氏康 【後北条氏の特徴】領民の命と財産を守った北条一族 単刀赴会処 関羽像 写真提供 / 光月ユリシ 長沙の史跡(張公祠記・益陽・魯粛墓)を調査してみた【三国夢幻紀行 荊州湖南篇】 崔琰(さいえん)は曹操に仕える前はいったい何をしていたの? 胡亥 みんなが名乗りたがる最高の位!皇帝と王の違いについて分かりやすく解説 毛沢東(もうたくとう) 毛沢東(もうたくとう)とはどんな人?中国の赤い星の生涯 官渡の戦い 曹操 勝利 【素朴な疑問】戦争に敗れると将軍には、どんな罰が待っていたの? 騎馬兵にあこがれる歩兵 【衝撃】馬の乗り方を知らなかった三国志武将

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“水滸伝"

“三国志人物事典"

“ながら三国志音声コンテンツ"
PAGE TOP