ログイン | 無料ユーザー登録


法正特集
ながら三国志音声コンテンツ


はじめての三国志

menu

はじめての変

【シミルボン】意外!あの曹丕は大の甘党、スイーツ男子だった

曹丕




シミルボン

※こちらの記事は「シミルボン」に配信されているコンテンツです。

 

 

男が甘いものを食べるなんて、、なーんて時代はもう過去の事。

今はスイーツ専門店をハシゴして、甘い物を食べまくるスイーツ男子も普通ですよね。

そんな現代から、1800年前、あの魏の建国者、曹丕(そうひ)もスイーツ大好き

甘い物が好き過ぎて、変な詩まで書いているのです。




果物が好きだった曹丕は、詔でその甘さを評価した

 

三国志の時代、白砂糖はまだ一般的ではなく、甘いものと言えば

天然の蜂蜜でなければ、果物でした。

 

自生するサトウキビはありましたが、まだ砂糖を搾る技術は伝わらず、

当時は、酔いざましに直にサトウキビを齧っていた事が

曹丕の典論(てんろん)という書物に記されています。

 

 

典論の中身には、曹丕の自叙伝が含まれていて、その中で曹丕は、

剣術問答から端を発して、家臣と論争になり、なら勝負してみようと

齧っていたサトウキビを剣の代わりにして家臣と試合してたりします。

 

曹丕は、果物が大好物で食べては、変な詔(みことのり)を出しその味を評しています。

例えば、3世紀当時、上流階級の食卓にしか上らなかったみかんには、

以下のような評価を降しています。

 

魏文帝詔群臣曰 飲食之物 南方有橘 酢正裂人牙 時有甜耳

 

翻訳:魏の文帝は詔を下して言った、この食べ物は南方の橘(たちばな)というものだが、

歯が裂けそうな程に酸っぱく、たまにしか甘い物がない

 

どうやら、3世紀のみかんは品種改良が進んでいないようで、まだ酸っぱかったようです。

しかし、歯が裂けそうな程、酸っぱいとは尋常な酸味ではないようですね。

スイーツ男子の曹丕としては、あまりお気に召しません。

 

参考文献:風俗文選 著者: 伊藤 松宇 出版社: 岩波書店




曹丕のお気に入り、梨は甘い

 

そんな曹丕が好んで食べたのは梨でした、梨は中国原産であり当初から水分が多く

甘かったのか、曹丕も食べては上機嫌で以下のような詔を出しています。

 

魏文詔曰:真定郡梨 甘若蜜 脆若浚 可以解煩飴

 

翻訳:魏の文帝様は詔を下して仰った、真定郡の梨は、

蜂蜜のように甘く、噛むとさらさらと砂のように崩れてくる。

これぞ朕の甘い物を欲する情熱を満足させる果物だ。

 

因みに詔とは、皇帝が文書の形式で臣下に聞かせるものです。

「うわっ!梨うめえ!」と書いただけの詔を聴いて、

司馬懿(しばい)などの重臣はどんな顔をしていたのでしょう?

 

当時の中国には、重さ6キロという人の拳大の巨大な梨もありましたが、

曹丕は、こちらも好物であったようです。

 

曹丕、熱く吠える、葡萄こそが最高のスイーツ!

 

そんな甘党の曹丕が最も好んだのが葡萄でした、元々中国にはない葡萄ですが、

シルクロードが通じた事でワインと共に輸入され、一部では栽培されたという話です。

もちろん、栽培に手間がかかり高価で、庶民が食べられるものではありませんが

この葡萄が曹丕は大好物で以下のような長い詔を出しています。

 

魏文帝詔臣曰 且説葡萄 醉酒宿醒 掩露而食 甘而不 酸而不脆
冷而寒 味長汁多 除煩解 又醸以為酒 甘於麹 米米
善醉而易醒 道之而流涎咽唾 況親食之耶 他方之果 寧有匹之者

 

翻訳:魏の文帝様は詔を下して仰いました。

葡萄は大酒を飲んで爆睡し、二日酔いから目覚めてから喰うには最高だ。

表面についている露を飛ばして、口に放り込むと酸っぱくなく、

かといって甘すぎず調度いい味で、酔いも醒めシャキッとする。

 

葡萄は、口触りも冷たく、そして噛んでいても甘みが長く続く。

このようにして葡萄は体の熱をとってくれるのだ。

しかも、葡萄は生食だけではなく、酒にすると気分良く酔える上に

醒めるのもすっきり二日酔いもせずいいものだ。

 

嗚呼、考えるだけでも、よだれが出て喉を潤すようだ。

葡萄を食べた事のあるものなら、この朕の気持ちが分かろう。

他所の国に、葡萄に匹敵する果物があろうか?

 

曹丕の父、曹操も葡萄を食べていた・・

 

曹丕の父である曹操(そうそう)も、曹丕程ではなくとも果物が好きだったようで、

葡萄は二日酔いの酔いざましに最適と記していますし、曹丕が酸っぺえと

敬遠していたみかんも、割と好物で食べていたようです。

 

両者ともお酒を飲んだ後の酔いざましに葡萄を食べている点から見ると、

曹丕のスイーツ好きは曹操からの遺伝であるようです。

あまり仲が良くなくても、やはり親子なんですね。

 

シミルボン

 

【シミルボン】孔明も騙した?蜀に似合わないテキトー人間 何祇の人生

の続きは、「シミルボン」内のページで読めます。

続きが気になる方は、「シミルボン」にアクセスしよう!




kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. 曹操 「後漢の州人口」から読み解く群雄の力!曹操が袁紹の本拠地を欲しが…
  2. 皇帝には、二つの名前があった!?諡号(しごう)とは何?
  3. 呉魏に臣従したり抜けたりを繰り返す孫権 孫権が帝を称した時なぜ蜀で孫呉との同盟破棄の言論が巻き起こったの…
  4. よりぶりんって、何者?
  5. 甘寧に殺されかける料理人 甘寧や袁術もびっくり!実は大事にされた料理人(厨師)
  6. はじめての三国志 画像準備中 安保法案ってなに?三国志で理解する安保法案【今さら聞けない】
  7. 空城も計 孔明 空城の計って何?門を開けて敵軍をお出迎え?
  8. 孫策 頬 孫策、旧勢力に恨まれ無念の死を遂げる

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 次第に巨大化していく黒山賊と張燕3
  2. 京劇の格好をした関羽
  3. 劉璋
  4. 孫武(ゆるキャラ)
  5. 華雄(かゆう)
  6. 邪馬台国と卑弥呼軍
  7. 岩崎弥太郎
  8. 黒田官兵衛
  9. 蜀の姜維

おすすめ記事

  1. 粗暴な張飛が厳顔の人柄を見極めた作戦とは??
  2. 邪馬台国が魏と外交出来たのは司馬懿のおかげ? 卑弥呼
  3. 宝刀・七星剣(しちせいけん)?なにそれ?おいしいの?伝家の宝刀を分かりやすく解説! 七星剣
  4. 朱拠とはどんな人?呂蒙に匹敵する文武兼備の将軍の逸話を紹介 命がけで筋を通す義理に熱い朱拠
  5. 天下布武の安土城!織田信長はなぜ安土城を建てたのか? セミナリオ(教会)
  6. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第22話「虎と龍」の見どころ紹介 おんな城主 直虎

三國志雑学

  1. ブチ切れる曹操
  2. 劉備


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 徐庶
  2. 蒼天航路
  3. おんな城主 直虎
  4. 周倉

おすすめ記事

呂範 呂範とはどんな人?周瑜や呂蒙に匹敵する名将の逸話も紹介 大和朝廷を建国したカムヤマト 古墳時代とはどんな時代だったの?幕開けから終焉まで分かりやすく解説 郭嘉の本 武経七書(ぶけいしちしょ)って何? 兵家を代表する七つの書物 羅憲 【陸抗vs羅憲】勝ったのは一体どっち!? 龐統と的盧 的盧は名馬なの?凶馬なの?劉備と龐統(ホウ統)の死 実は頭がイイ賢い張飛 史実の張飛はどんな人だったの?インテリ層を大切にしていた張飛 官渡の戦い 騎馬兵 白馬の戦いの場所はどこだった?色々な意味で広い官渡の戦いin白馬の戦い 海賊時代の孫堅と孫策 孫堅から孫権はどんな所を受け継いでいたの?

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“水滸伝"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP