農民として井伊谷に住むことになった元井伊家当主・井伊直虎(いいなおとら)。
直虎は一緒に生活していた恋人・龍雲丸(りゅううんまる)が堺へ行ってしまい、
一人ぼっちになってしまいます。
直虎は龍雲丸と別れ、武田軍に破壊された井伊谷の復興を行うため、
領民たちと一緒に復興作業を勤しんでいました。
そして月日が流れ井伊直親(いいなおちか)の十三回忌が執り行われることに。
この直親の十三回忌を境に井伊家が復活の狼煙を上げることになるのですが、
井伊直虎の主役を脅かす事態が発生することになるのです。
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この記事の目次
おんな城主・井伊直虎 第39話「虎松の野望」を振り返るその1:凛々しくなった虎松!!
井伊家では井伊直親の十三回忌の法要が行われることになります。
この十三回忌には井伊直虎や松下家の養子となっていた虎松、
虎松に付き従っていた奥村六左衛門、なつ、シノ、など井伊家の主要メンバーが集合。
井伊直虎は凛々しい姿へ変貌した虎松を見て、感慨深げに見つめるのでした。
直虎はシノから「虎松は松下家として徳川家康(とくがわいえやす)の小姓として、
仕えるのですよ」と伝えられます。
直虎は、この話を聞いて何度も頷き「立派になった」とこぼすのでした。
その後虎松は直虎へ挨拶を済ませると小野玄蕃の息子・亥之助(いのすけ)と一緒に、
井伊谷を見て回ります。
虎松は武田軍に破壊された井伊谷が復興を終えて、
豊かな土地になっていることを亥之助へ話します。
すると亥之助は「井伊谷を復興させたのは、直虎様が尽力したからだそうですよ」と
話します。
この話を聞いた虎松は「くそ!!井伊家を諦めたと言っていたのに!!
それならば、この豊かに生まれ変わった井伊谷を井伊家の領地として、
俺が貰う受けることにする」と決意を示すのでした。
しかし虎松が井伊家を再興を行うには大きな困難が待ち受ける事になるのです。
おんな城主・井伊直虎 第39話「虎松の野望」を振り返るその2:井伊家再興を誓った虎松の作戦
虎松は龍潭寺(りゅうたんじ)を訪れて、南渓和尚に会います。
そして虎松は南渓和尚へ「和尚。虎松は井伊家を再興して、
井伊谷を貰い受けたいと思います。
しかしこのまま徳川様に仕えてしまっては、松下の名前で仕えることになるため、
和尚に瀬名姫様へ手紙を書いて、井伊家の名前で徳川様に仕えたい気持ちを伝えて、
もらいたいのです。」とお願いします。
すると和尚は快く虎松の願いを聞いてやり、瀬名へ手紙を書いてあげるのでした。
虎松は和尚の手紙を懐に入れて、岡崎城(おかざきじょう)にいる瀬名姫へ、
和尚の手紙を渡します。
和尚の手紙には「虎松は「井伊」として徳川様へ仕えたいと思っている。
しかし虎松は育ててくれた松下家に恩を感じており、
「松下」の名前を捨てるわけにはいかないそうだ。
そこで家康様へ虎松が「井伊」の名前を名乗ることを要請してくれるよう、
お願いしてくれんか。」と書いてありました。
和尚の手紙を読んだ瀬名姫は快く快諾して、
徳川家康へ虎松が井伊の名を名乗れるように要請するのでした。
この話を聞いた家康は虎松の行動に感心することに。
そして虎松は徳川家康と対面。
この対面の時、家康は松下家の常慶へ「虎松を井伊の名前で仕えさせたい。いい?」と
尋ねます。
常慶はこの話を聞いて激怒しますが、家康の巧みな言葉によって納得。
そして虎松は徳川家康の許しを得て井伊家の家名を復活させることになるのです。
こうして虎松あらため、井伊万千代(いいまんちよ)がここに誕生します。
大河ウォッチャー黒田レンの独り言
虎松が井伊家を名乗ったことで、井伊家の家名が復活。
しかし虎松は家康の小姓として仕えるのではなく、
草履番として仕えることになるのです。
果たして万千代は草履番の仕事をこなせるのでしょうか。
そして今回井伊直虎はほとんど出番がありませんでした。
もしかしたらこのまま主人公が変わっておんな城主・井伊直虎から、
おとこ城主・井伊万千代に変わってしまうんじゃないでしょうか。
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