ログイン | 無料ユーザー登録
">


キングダム
歯痛の中国史


はじめての三国志

menu

はじめての変

天才軍師の条件ってなに?諸葛亮孔明・司馬懿仲達・黒田官兵衛・大村益次郎に共通している条件とは?

車に乗る諸葛亮


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の天才軍師の条件」のコーナーです。

 

 

軍師というと、戦場での駆け引きだけでなく、国全体の方針にも大きく係わる重役です。

人心の掌握が巧みであり、兵法をはじめとした諸学にも通じており、

広い視野と先を見通す力が必要不可欠になります。

では、そこに「天才」という枕詞がつくとどうでしょうか。

天才軍師と呼ばれる英雄たちから共通点を探していきましょう。

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:天才軍師・諸葛亮孔明抜きの劉備はどこまで健闘できるの?


天才軍師・諸葛亮孔明

 

天才軍師といえば一番に思い出されるのは諸葛亮でしょう。

これは三国志の読者であれば常識化している話ですね。

実際のところ劉備(玄徳)亡き後は、

政治・外交・司法から戦争に至るまでほとんどの分野で指揮をとっていたのが諸葛亮です。

鎧や武器の開発まで行っています。

聖徳太子は一度に十人の話を聞き取ったと伝わっていますが、

諸葛亮は一人で十人分の仕事を担当していたといえるでしょう。

 

しかし悲願である魏の討伐は果たせずじまいです。

魏から奪った領土もわずかなものでした。

そこから考察すると、天才軍師とは「目的を果たせなくても問題なし」ということになります。

つまり天才軍師は「必勝」でなくてもいいわけです。


天才軍師・司馬懿仲達

 

諸葛亮のライバルに魏の司馬懿がいます。

諸葛亮の北伐を何度も防いだ天才軍師です。

三国志の中では極めて重要な人物であり、

曹操にその才能を恐れられ」「曹丕に信頼され」

「諸葛亮と互角の戦いをし」「魏で最大権力者となり」

「孫が晋を建国し三国志を終焉に導く」という主役級の役割を演じています。

 

しかし諸葛亮には勝っていないのです。

やはり「勝利に導く」ことは天才軍師の必須条件ではないようです。

では諸葛亮と司馬懿に共通するものは何なのでしょうか?

それはおそらく「決定的な敗北をしない」ことでしょう。

「勝敗は兵家の常」です。誰だってときには失敗もします。

天才発明家と呼ばれるエジソンも失敗ばかりだったと伝わっています。

現代の有名な億トレーダーだって、10回トレードしたら5回は負けるのです。

 

ポイントは

「負けたときや損失を出したときに最小限に抑えることができるリスクマネイジメント」

ではないでしょうか。

 

伝説の企画 朝まで三国志 最強の軍師は誰だ

朝まで三国志1

 

天才軍師・黒田官兵衛

 

では日本の天才軍師も確認してみましょう。

黒田官兵衛が知略に優れていたことは戦場での活躍からも見て取れますが、

それだけでは天才軍師とはいえません。

黒田官兵衛に関する逸話にはこのようなものがあります。

豊臣秀吉が家臣らに「自分が死んだ後に天下を獲るとしたら誰か」と質問したところ、

家臣らは徳川家康や前田利家の名前を出しましたが、豊臣秀吉は黒田官兵衛だと答えました。

それだけの才覚が黒田官兵衛にあったということですが、

それを聞いた黒田官兵衛は「危うき」と感じて剃髪し、如水と号したそうです。

自分が高く評価されたことを喜ぶことよりも、リスク管理を優先したわけです。

 

関連記事:竹中半兵衛重治と黒田官兵衛はどっちが凄かったの?

関連記事:天才軍師・黒田官兵衛の最後の戦いまで神ってる


天才軍師・大村益次郎

 

長州戦争や戊辰戦争などで兵を指揮し、類まれなる軍略を披露した長州藩士の大村益次郎も、

やはりリスク管理について常に意識をしていたようです。

策によって敵陣が乱れるのを待ち、自分の兵が無駄に負傷せぬような戦い方をしたと伝わっています。

日本陸軍の創始者的存在ですから収入は人並み以上だったでしょうが、

趣味である掛け軸を収購入する際も、

自ら決めた金額のラインを上回るような物は決して買わなかったそうです。


  

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

天才軍師には、戦場で策士としての才能を発揮するだけでなく、

「負けないための戦略を構築する力」

「負けても損失を最小限に抑える計算力と精神力」が必要なのではないでしょうか。

だからこそ周囲の信頼を得ることができ、軍師として重宝されたのでしょう。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:秀吉の下に天下を代表する軍師が揃うきっかけってなに?

関連記事:同じくらいの力量の武将や軍師を三国間でトレードしたらどうなる?

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

 


 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 劉備勝ちまくり!仮想三国志 架空戦記の走り? 『反三国志演義』を知っていますか?
  2. 異民族に好かれる董卓 新事実!悪逆非道の代名詞・董卓は実は、かなりいい人だった
  3. 【第7回 幻想少女】強敵続出!ろひもと理穂は曹操に会えたのか!?…
  4. 田中角栄 【政界の怪物】田中角栄が日本に残した功績って何?
  5. 兀突骨 兀突骨(ごつとつこつ)は実在したの?悲しみの巨人に迫る
  6. 袁術と孫策 孫策を自分の息子にしたいと思っていた袁術
  7. 曹操の詠った漢詩を分析してみよう。いつのことかわかるかな?
  8. 不老不死を求める始皇帝 孫権の本拠地である建業は始皇帝の嫉妬によって街の名前が変わった?…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “読者の声" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム" “はじめての三国志コメント機能"
“はじめての三国志読者の声"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応
“朝の仕度にながら三国志ver3"

おすすめ記事

関羽 関羽は本当に忠義の士だったの?三国志のタブーに挑む! はじめての三国志 画像準備中 【春秋戦国時代の名言】俺は卑怯な真似はしない by 宋襄の仁 曹操 三国史を英訳すると素敵すぎる!インターナショナル中国文学! 岳飛(南宋の軍人) 【岳飛】現存している出師の表の執筆者は諸葛亮ではなく岳飛だった 仲の悪い魏延と楊儀 魏延と楊儀は火と水!相性最悪な二人の末路 三国志ライター黒田レン 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第六話「初恋の分かれ道」の見どころ紹介 キングダム52巻 キングダム583話最新ネタバレ「十三日目」レビュー ホウ煖(龐煖) 【キングダム】龐煖(ほうけん)が戦死する理由を史実をもとにネタバレ予想!

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “はじめての三国志企画特集" “つながるはじめての三国志" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
“歯痛の歴史"
“三国志読み放題サービス"
まだ漢王朝で消耗してるの?
君主論
ビジネス三国志
ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
架空戦記
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“つながるはじめての三国志

“はじめての三国志Youtubeチャンネル"

“ながら三国志音声コンテンツver2"
PAGE TOP