朝まで三国志悪
広告




はじめての三国志

menu

はじめての変

天才軍師の条件ってなに?諸葛亮孔明・司馬懿仲達・黒田官兵衛・大村益次郎に共通している条件とは?

この記事の所要時間: 236




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の天才軍師の条件」のコーナーです。

 

 

軍師というと、戦場での駆け引きだけでなく、国全体の方針にも大きく係わる重役です。

人心の掌握が巧みであり、兵法をはじめとした諸学にも通じており、

広い視野と先を見通す力が必要不可欠になります。

では、そこに「天才」という枕詞がつくとどうでしょうか。

天才軍師と呼ばれる英雄たちから共通点を探していきましょう。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:天才軍師・諸葛亮孔明抜きの劉備はどこまで健闘できるの?




天才軍師・諸葛亮孔明

 

天才軍師といえば一番に思い出されるのは諸葛亮でしょう。

これは三国志の読者であれば常識化している話ですね。

実際のところ劉備(玄徳)亡き後は、

政治・外交・司法から戦争に至るまでほとんどの分野で指揮をとっていたのが諸葛亮です。

鎧や武器の開発まで行っています。

聖徳太子は一度に十人の話を聞き取ったと伝わっていますが、

諸葛亮は一人で十人分の仕事を担当していたといえるでしょう。

 

しかし悲願である魏の討伐は果たせずじまいです。

魏から奪った領土もわずかなものでした。

そこから考察すると、天才軍師とは「目的を果たせなくても問題なし」ということになります。

つまり天才軍師は「必勝」でなくてもいいわけです。




天才軍師・司馬懿仲達

 

諸葛亮のライバルに魏の司馬懿がいます。

諸葛亮の北伐を何度も防いだ天才軍師です。

三国志の中では極めて重要な人物であり、

「曹操にその才能を恐れられ」「曹丕に信頼され」

「諸葛亮と互角の戦いをし」「魏で最大権力者となり」

「孫が晋を建国し三国志を終焉に導く」という主役級の役割を演じています。

 

しかし諸葛亮には勝っていないのです。

やはり「勝利に導く」ことは天才軍師の必須条件ではないようです。

では諸葛亮と司馬懿に共通するものは何なのでしょうか?

それはおそらく「決定的な敗北をしない」ことでしょう。

「勝敗は兵家の常」です。誰だってときには失敗もします。

天才発明家と呼ばれるエジソンも失敗ばかりだったと伝わっています。

現代の有名な億トレーダーだって、10回トレードしたら5回は負けるのです。

 

ポイントは

「負けたときや損失を出したときに最小限に抑えることができるリスクマネイジメント」

ではないでしょうか。

 

伝説の企画 朝まで三国志 最強の軍師は誰だ

朝まで三国志1

 

天才軍師・黒田官兵衛

 

では日本の天才軍師も確認してみましょう。

黒田官兵衛が知略に優れていたことは戦場での活躍からも見て取れますが、

それだけでは天才軍師とはいえません。

黒田官兵衛に関する逸話にはこのようなものがあります。

豊臣秀吉が家臣らに「自分が死んだ後に天下を獲るとしたら誰か」と質問したところ、

家臣らは徳川家康や前田利家の名前を出しましたが、豊臣秀吉は黒田官兵衛だと答えました。

それだけの才覚が黒田官兵衛にあったということですが、

それを聞いた黒田官兵衛は「危うき」と感じて剃髪し、如水と号したそうです。

自分が高く評価されたことを喜ぶことよりも、リスク管理を優先したわけです。

 

関連記事:竹中半兵衛重治と黒田官兵衛はどっちが凄かったの?

関連記事:天才軍師・黒田官兵衛の最後の戦いまで神ってる

 

天才軍師・大村益次郎

 

長州戦争や戊辰戦争などで兵を指揮し、類まれなる軍略を披露した長州藩士の大村益次郎も、

やはりリスク管理について常に意識をしていたようです。

策によって敵陣が乱れるのを待ち、自分の兵が無駄に負傷せぬような戦い方をしたと伝わっています。

日本陸軍の創始者的存在ですから収入は人並み以上だったでしょうが、

趣味である掛け軸を収購入する際も、

自ら決めた金額のラインを上回るような物は決して買わなかったそうです。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

天才軍師には、戦場で策士としての才能を発揮するだけでなく、

「負けないための戦略を構築する力」

「負けても損失を最小限に抑える計算力と精神力」が必要なのではないでしょうか。

だからこそ周囲の信頼を得ることができ、軍師として重宝されたのでしょう。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:秀吉の下に天下を代表する軍師が揃うきっかけってなに?

関連記事:同じくらいの力量の武将や軍師を三国間でトレードしたらどうなる?

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 軍師連盟を100倍楽しむ!何で司馬仲達は魏の重鎮として出世できた…
  2. 【第3回 幻想少女】驚愕の事実発覚!三国志フレンドが私にはいなか…
  3. 関羽、曹操に取りあいをされた人妻 杜夫人
  4. 後継者争いは出来レース?曹丕が皇帝に就くことは生まれる前から決ま…
  5. 稀代の豪傑 魯粛(ろしゅく)|演義と正史では大違い?
  6. 【三国志都市伝説】袁術は曹丕より先に禅譲を考えていた?
  7. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース23記事【10/10〜10…
  8. 【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 司馬昭(しばしょう)とはどんな人?三国時代終焉の立役者でもあり司馬懿の次男
  2. 袁紹の評価が残念な6つの理由
  3. 【シミルボン】異議ありまくり!三国志の時代の裁判風景
  4. 【ドラゴンブレイド番外】古代ローマ版曹操?カエサルの生涯が凄すぎる
  5. 趙奢(ちょうしゃ)とはどんな人?趙の三大天最後の一人で政治・軍事両方に秀でた名将【前半】
  6. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十五話「おんな城主対おんな大名」の見どころ紹介

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

『はじめての三国志』の楽しみ方~その1 対蜀戦を任される前の曹真はどんな活躍していたの? 曹真が明帝時代の名将である確固たる理由 【日本最大ミステリー遂に解明か?】邪馬台国・卑弥呼の正体につながる新たな手がかりを発見! 【袁術のちょっとイイ話】袁術(えんじゅつ)と蜜柑のお話 キングダム 531話 ネタバレ予想:必殺の別働隊 三国志の名将・鄧艾の栄光が終わることになった出過ぎた発言とは!? 三国時代の黄夫人(黄月英)とは、実際にいた人?

おすすめ記事

  1. 張飛に怒鳴られて落馬して死んだ武将、曹丕の粋な計らい等、三国志を彩る変わった武将たち
  2. 劉備暗殺計画|甘露寺の婚儀と錦嚢の計 その2
  3. 108話:三国志を牽引した風雲児曹操、志半ばで死ぬ
  4. よりぶりんって、何者?
  5. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース23記事【10/10〜10/16】
  6. 元祖そこまで言って委員会!孔融と禰衡の議論がカオス
  7. 老将・黄蓋(こうがい)は異民族討伐のプロだった
  8. 蘇秦(そしん)とはどんな人?秦の圧力を跳ね返す為、六国を結び付けた合従論者 Part.2

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP