同じくらいの力量の武将や軍師を三国間でトレードしたらどうなる?

2017年4月5日


 

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ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志いきなりトレード」のコーナーです。

 

 

 

プロ野球の世界において、選手の「トレード」は互いのチームの戦力アップに絶大な効果を発揮します。

お互いのチームにとってWIN-WINなのです。

もちろん異質なケースもあります。

江川事件と呼ばれた小林繁と江川卓のトレードはプロ野球界にとって黒い歴史ですね。

あとは小久保裕紀の無償トレードとか(それはもはやトレードとはいえない)。

落合博満を得るために中日は4人の選手を引き換えにしました。

三国志では君主間のトレードは基本的にありません。

 

 

武将や文官が勝手に国を飛び出すケースはありますが、これは離反ですね。

今回は互いの国が得をするトレードについて考えてみましょう。

完全に私の独断と偏見になります。あしからず。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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蜀と呉(成立前)

 

ここは思い切って五虎将軍の「馬超」を出しましょう。

蜀に降ってからあまり仕事をしていないからです。

(羌などの異民族の押さえには効いていたのでしょうが)

実績や年俸を考えるとかなりの大物をゲットできますね。

誰がいいでしょうか。

この時期の呉の大物といえば「呂蒙」「甘寧」「韓当」「周泰」かな。

若いところで「陸遜」でしょうか。

文官でいくと「張昭」「諸葛瑾」「顧雍」とかかな。

 

 

一番欲しいのは呂蒙ですかね。文武両道で、実績も豊富です。

知名度でいけば馬超の方が圧倒的に上ですし、曹操を追い詰めたという素晴らしい実績があります。

ただ馬超の場合は騎馬戦は無敵でも、水上戦は未経験なんですよね。

孫権が欲しがるかどうかなー。難しいか・・・・・・。

とりあえず、

「馬超⇔呂蒙」トレード。

 



魏と蜀(成立前)

 

魏の曹操はやっぱり「関羽」が欲しい!!どうしても欲しい!!

曹操は誰でも出す覚悟です。

これは1対1のトレードは不可能ですね。

1対複数トレードになります。

よし、ここは武将と文官と両方ゲットしよう。

文官の長たる「荀彧」。

 

 

勤王派ですし、蜀漢を支えてくれそう。諸葛亮孔明ともうまくやってくれそうです。

武将はそうですね「張遼」は欲しい。武勇においては関羽に引けを取りません。

孫権との戦いでも抜群の活躍をしてくれそうです。

あとは無理を言って「徐晃」も付けたい。

戦場では負け知らず。武勇に優れているだけでなく駆け引きもうまい。

劉備としても義弟・関羽を失うのは痛すぎるのですが、

その分、荊州に荀彧・張遼・徐晃がいれば隙はありません。

とうことで、

「荀彧・張遼・徐晃⇔関羽」トレード。

 

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魏と呉(共に成立前)

 

魏としては水軍に精通している人間が欲しい。

やはり狙いは「周瑜」でしょうか。

呉としては周瑜は大黒柱です。

野球でいうとエースで四番バッターみたいなもの。

絶対に手放せないのですが、条件によっては可能です。

まずは戦場で抜群の指揮がとれる「夏候惇」「夏侯淵」。

 

 

そして知略においてときに曹操をも凌ぐ「賈詡」。

さらに五万の兵力を加えてくれればトレードに応じます。

これはかなり破格な条件です。でも曹操は即決「OKだよ」。

といわけで、

「夏候惇・夏侯淵・賈詡・兵力五万⇔周瑜」トレード。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

やってみるととんでもないことになりました。

魏は夏候惇・夏侯淵・張遼・徐晃・荀彧・賈詡・兵力五万が抜けて、

得たのは関羽と周瑜。

蜀は関羽と馬超が抜けて、荀彧・張遼・徐晃・呂蒙を得ました。

呉は周瑜と呂蒙が抜けて、馬超・夏候惇・夏侯淵・賈詡・兵力五万を得ました。

これではたして本当にWIN-WINなのか・・・・・・。

 

意外に面白いので他にもやってみたいと思います。

ご希望のリクエストがあれば「はじめての三国志のアンケート」まで。

 

今回のトレード、皆さんはどうお考えですか。

 

 

 

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ろひもと理穂

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。 自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください! 好きな歴史人物: 曹操、蒲生氏郷

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