橋本左内ゆかりの福井県をナビゲート

2018年4月6日


 

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幕末の英傑、幕政に深く関わりすぎ26歳の若さで安政の大獄(あんせいのたいごく)で処刑された橋本左内(はしもとさない)

福島県出身の彼ゆかりの観光スポットを紹介していきます。

今に残る橋本左内の足跡をたどってみましょう。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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橋本左内スポット1 維新志士の眠る福井県護国神社

※写真はイメージです

 

維新の志士、橋本左内が祭られている神社が福井県にあります。

福井県立護国神社(ふくいけんりつごこくじんじゃ)です。

橋本左内の御神霊(おみたま)祭りも開催されるなど福井県護国神社といえば、

橋本左内と言うようなスポットになっています。

福井県護国神社は受験生の合格祈願スポットとして有名になっています。

 

15歳で学について語った「啓発録(けいはつろく)」を書いた橋本左内の頭脳にあやかろうとする人たちが多く、

福井県立護国神社は福井県内では受験生の参拝スポットになっています。

橋本左内の肖像画が描かれている合格祈願のお守りなども販売されています。

 

学問を商売にすることについて、橋本左内先生がどう思っているのか分かりませんが、

それだけ真剣に受験生は勉強しているということで、お許し願いたいものです。

祈願も本気なのですから。

 



橋本左内スポット2 幕末の福井を体験 福井市立郷土歴史博物館

 

幕末の福井県、福井藩を知る史料が数多く展示されているのが、福井市立郷土歴史博物館です。

橋本左内についても「橋本左内事迹(しじ)」など橋本佐内ついての史料なども補完されており、

幕末の福井のことなども知ることができます。

また、橋本佐内ゆかりの物品も保管されており、

ホームページからは幕末時代の福井県の歴史を知ることができるようになっています。

また地理的に京都にちかいことからか、幕末に関する史料、

物品が多く幕末に関するイベントが開催されることが多いようです。

当然、地元出身の英傑である橋本左内のイベントなども行われています。

 

ガンバレ徳川

 

橋本左内スポット3 橋本左内生誕の地

 

橋本左内の生誕地には現在「啓発録」の碑が建っています。

また、橋本左内の産湯の水をくんだ井戸がまだ残っています。

橋本左内の生誕の跡地は、現在「左内公園」と言う公園となり、彼の銅像も建っています。

 

橋本左内の生誕地は、福井県福井市春山2町目に現在保存されています。

毎年、橋本左内先生顕彰会と足羽公民館の共催で4月11日には生誕祭、10月7日には墓前祭を挙行しています。

(引用元:福井市:橋本左内先生顕彰会について

 

橋本左内スポット4 橋本左内を祀る恒道神社

 

恒道神社(つねみちじんじゃ)は、松平春嶽(まつだいらしゅんがく)を祭神とする福井神社の境内にあります。

この恒道神社に橋本佐内が祀られています。

福井神社は、橋本左内を抜擢し側近として活用した

福井藩主・松平春嶽を祀った神社で昭和18年に建造されたものです。

橋本左内の主君であった松平春嶽が祭られた福井神社の境内の中には、

摂末社(せつまつしゃ)である恒道神社が建てられています。

それが恒道神社です。

摂末社とは本社とは別に小規模な神社を境内に作ったものです。

主君の(まつ)られた福井神社の摂末社である恒道神社に側近である橋本左内が祀られています。

 

橋本左内スポット5 佐内が後進を導いた明道館

 

明道館(めいどうかん)とは、福井藩の藩政改革の中で、その人材育成のために幕末に作られた藩校です。

橋本左内も安政の大獄で死を迎える1年前の25歳に学監(がっかん)心得()という、

教師の立場となり、後進の人材育成に関わりました。

短い時間ではありましたが、明道館で橋本左内は福井藩の人材育成に関わっていました。

彼が明道館を去った後には、幕末期に日本の統一国家構想を最も早く着想したひとりではないかと

評価されている横井小楠(よこいしょうなん)招聘(しょうへい)され人材育成に関わっています。

現在、明道館の跡地は、商業、医療施設、集合住宅などの市街として再開発が進んでいます。

   

橋本左内スポット6 左内の銅像と墓がある佐内公園

 

福井県には、橋本左内の名前そのままの「左内公園」と言う公園があります。

橋本左内の生家の跡地に出来た公園には、橋本左内の銅像が建っています。

この銅像は昭和38年に福井市民の寄付によって建立されたものです。

 

また、橋本左内が15歳のときに書いた「啓発録」の石碑が設置されています。

公園内には、橋本左内のお墓と、両親のお墓があり、

橋本左内が安政の大獄で処刑された10月7日の命日には墓前祭が開かれています。

墓前祭には多くの福井市民が参列し、地元出身の維新の志士が今でも敬愛されていることが分かります。

 

橋本左内のスポット巡りに便利!福井市観光案内所

 

福井県には観光スポットも数多くありますが、

橋本左内ゆかりの地を訪れるには、福井市観光案内嬢が便利です。

観光スポットの案内だけではなく、福井鉄道、京福バスの切符の購入もできます。

宿泊先への荷物の配送も提供するなど、

福井県内の橋本左内関連のスポットを観光するには非常に便利な施設となっています。

この他、福井市観光案内所では、雨具や無料で車いすの貸し出し、

有料の電動アシスト自転車の貸し出しなども行っています。

 

幕末ライター夜食の独り言

 

福井藩、現代の福井県が生んだ、幕末の英傑橋本左内は、

現代も福井県の人たちに愛されています。

「啓発録」が学校教育に取り入れられているだけではなく、

受験の神様のような扱いになっているのは驚きです。

幕末の英傑であり、若くして刑死した橋本左内の足跡をたどるのに、

福井県を訪れてみるのはいかがでしょうか。

他にも色々な観光スポットのある県です。

 

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