【橋本左内の名言】人生に迷ったあなたに贈る魂の言葉6選

2018年3月24日


 

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幕末時代の天才・橋本佐内(はしもとさない)

安政の大獄(あんせいのたいごく)で若くして刑死した彼の残した言葉をご存知でしょうか。

現在に生きている私たち心の中には、悩みや疲れや迷いがありますよね。

無い人なんてほとんどいないでしょう。

幕末に生きてそして死んでいった彼の言葉が人生に悩んでいるあなたの魂に

響くのではないでしょうか。

今回は、橋本佐内の言葉からあなたに贈る魂の言葉「名言」6つをご紹介します。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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橋本左内の名言1 何をやっても最後まで続かないのは何故?

 

「一事を根気よく長時間続けることは困難なのである。

勉とはそれに打つ勝つだけの忍耐力の養成を意味する」

 

橋本佐内の残した名言のひとつめです。

何をやっても長続きせず、挫折してしまうことは普通にあることです。

誰にでもあることで、誰でも悩むことです。

橋本佐内もひとつのことを根気よく長くやるのは困難だと言っています。

橋本佐内は、学ぶということは、

その忍耐力を養成するための物であると言っています。

 

学ぶことのひとつの意味を示したものですね。

学ぶというのは別に学校の勉強だけではなく、社会に出てもずっと続くものです。

おそらく人間は死ぬまで学ぶことの出来る動物です。

学ぶという意識を持つこと、

そしてそれを行うことで忍耐力をつけるモノであると考えてみたらどうでしょうか。

 

橋本左内の名言2 どうしたら夢を持てるの?

 

「偉人の経歴を読書により知って憧れること、師や友から聞いたことに発憤(はっぷん)すること、

自分が逆境に陥ったときに勇猛心を起こすこと、感激することの四つが志を立てる大きな理由となる」

 

橋本佐内の残した名言のふたつめです。

自分には夢が無いという人もいるかもしれません。

また、そのことを悩んでいる人もいるでしょう。

でも、「夢を持て」といわれても、持てるものではないですよね。

橋本佐内はそれを行為の中から自然に生まれるモノだと言っています。

偉人の残した本を読むこと。

現代であれば幕末期よりも多くの本がありますよね。

 

また、師や友人から聞いたことに発奮(はっぷん)するということも

夢を持つ機会になると橋本佐内は言っています。

人は人とのかかわりの中で色々なことを感じます。

現代は幕末期ほど時代の激動期でもありませんし、

発奮と言うような強い気持ちでなくてもいいかもしれません。

 

ただ、人の言葉からなにかインスパイアを受けることはあるかもしれないです。

現代においては、ひとりで抱え込まないということが重要ではないでしょうか。

また、橋本佐内の言う逆境による勇猛心を起こすことというのは、

中々厳しい言葉ではありますが、人間いざとなれば、

奮起(ふんき)しなければいけないときもあります。

それが夢につながることもあるのではないでしょうか。

そして、感動することも夢を持つには大切であると言っています。

これは現代であっても普通にあり得ます。

何かに感動し、それを契機に夢を持つことはあることです。

 

橋本佐内のいう四つのことは、

焦らなくとも誰でも経験することがあるのではないでしょうか。

そうであるならば、夢を持つ機会はいくらでもあるということです。

 

ガンバレ徳川

 

橋本左内の名言3 口うるさい親から早く独立したいどうすればいい?

 

「第一番に稚心(ちしん)を去らねばならぬ」

 

橋本佐内はこの言葉で続く、武士道の心得を説いた名言を残しています。

武士道と言うと現代ではなかなか価値観を共有できないものですが、

言っていることは簡単です。

要するに「いつまでも親に頼るな」ということです。

 

親を口うるさいと思っている人は、逆に親に頼っていないですか?

食事を用意され、洗濯をしてもらい、身の回りの世話をしてもらっている。

大人になっても同居している方の中にはそういう人がいるかもしれません。

 

もしそうであるなら「口うるさい」のはアナタが親に依存しているからです。

そして「独立したい」と思うなら家を出て独立することが一番でしょう。

親に頼る心がどこかにあるから「口うるさい」と思いつつも

独立ができないのではないでしょうか。

 

本当に独立したいなら簡単です。

少なくとも経済的に独立している大人であるならすぐにでもできることです。

 

橋本左内の名言4 どうして勉強しないといけないの?

 

 

「学とは”ならう”ということで、すぐれた人物の立派な行いを習い

みずからもそれを実行していくことである」

 

学ぶこと勉強することに関して残している橋本佐内の言葉です。

幕末時代は学ぶということができることの大切さが現代と全く違っていました。

そもそも、国として統一された教育システムなどないのですから。

ですので、学ぶとはまず個人の意思が絶対に前提になります。

 

本当は学ぶこと、勉強する機会を与えられているというのは凄くラッキーなことです。

橋本佐内の「学ぶ」は今の学校の勉強という狭い範囲ではなく、

もっと大きな意味で人としての生き方を学べと言う意味でしょう。

 

それに比べれば、学校の勉強など決められたことをやるだけなら

大した問題ではありません。

   

橋本左内の名言5 自分には何の取り柄もないと感じている人へ

 

「誰にでも何かの仕事に適する素質がある。世の中が必要とするものは多く、

自分が役に立てることが必ずある」

 

橋本佐内の残した言葉で、現代でも多くの人に響く言葉ではないでしょうか。

何のとりえが無いことなどあるのかどうか、

それは自分で思っているだけで他の人はそう思っていないかもしれないし。

また、社会の中で自分が必要にされていることがあるかもしれない。

今はないかもしれないけど、その素質は誰にでもあるのだということです。

世の中に完璧なものなどありません。

完璧な人間がいないのと同じく完璧に役に立たない人間も同時に存在しないのです。

 

橋本左内の名言6 偉人になるにはどうしたらいい?

 

「今日から聖人、豪傑を志した者が、明日、明後日と順次に

それに合わない性質を少しづつ取り去れば、最初は才能の無い者でも、

聖人・豪傑の地位にまで達することが必ずできる」

 

偉人と言う言葉は、今を生きる人たちにとっては少し遠く感じるかもしれません。

その点は、幕末時代を生きた橋本佐内との差はあるかもしれませんが、

「偉人になるにはどうしたらいいか」を「夢を叶えるにはどうしたらいいか」に

置き換えてみればわかりやすくなるのではないでしょうか。

結局、一気に夢など叶うわけはないのです。

地道に少しづつそれに近づいていくことです。

続けることこそが最大の才能であり、夢に近づく道です。

 

幕末ライター夜食の独り言

 

幕末と現代、そして橋本佐内と言う一種の天才の残した言葉ですから、

ある意味そのままでは共感を得にくい言葉もあるかもしれません。

今の日本では偉人になりたいなんて思っていない人の方が大多数だと思います。

でも、夢は持っていると思います。

他の人に比べ、才能の差を感じることはあると思います。

そんなとき、橋本佐内の言葉は意味を持つのではないでしょうか。

 

諦めない凡人は、いずれ天才を超えるかもしれませんし、

なにかをなすことができるかもしれないのですから。

そもそも、その人が凡人であるか、才能があるのかないのか。

それは簡単に分かる物でないということは、時代を超えた真理ではないでしょうか。

 

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