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五代友厚と大久保利通、互いを認め合った2人の逸話

五代友厚 幕末


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五代友厚

 

五代友厚(ごだいともあつ)は大阪経済の立て直しに成功しました。

この記事では五代友厚と大久保利通(おおくぼとしみち)との接点とプロジェクトについて取り上げます。

記事の後半では、五代と大久保らが考えたプロジェクトがうまくいけば

日本の首都はどうなっていたのか、

プロジェクトが行き詰まった経緯について取り上げます。

 

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薩摩の三傑と呼ばれた大久保と五代

大久保利通

 

大久保利通と五代友厚は薩摩の三傑(さんけつ)と呼ばれ、実力を発揮していました。

五代は海軍伝習所で学んだ知識を活かして薩摩藩の貿易を担当します。

戊辰戦争(ぼしんせんそう)では武器の買い付けを担当し、戦争の裏方で活躍します。

表舞台で活躍する大久保利通らとともに倒幕に活躍しました。


経済に疎い大久保と経済に強い五代

経済に疎い大久保と経済に強い五代

 

大久保利通と五代友厚は薩摩の三傑と呼ばれていましたが、

大久保には経済に(うと)いという弱点がありました。

そこで政治と経済の両方に明るい五代友厚に

大阪経済の再生を任せることになりました。

 

明治政府に加わった五代の功績は次の通りです。

外国官権判事と大阪府権判事兼任として大阪に赴任し、

堺事件・イギリス公使パークス襲撃事件などの外交処理を担当しました。

 

また、大阪に造幣寮(現・造幣局)を誘致することに成功し、

初代大阪税関長となりました。

当時、大阪経済は衰退していましたが、立て直しに成功しました。

 

【幕末のエンジニア達】
幕末のエンジニア達

 

衰退した大阪の経済を再生した「政商」五代

大阪の経済

 

五代友厚は衰退した大阪経済の再生に取り組みました。

具体的には、五代は大阪財界人らとともに

大阪株式取引所(現・大阪証券取引所)・大阪商法会議所(現、大阪商工会議所)

大阪商業講習所(現、大阪市立大学)・関西貿易社

阪堺鉄道(はんかいてつどう)(現、南海電気鉄道)など団体や会社を設立しました。

 

五代の功績が評価され、鹿児島市泉町にある泉公園内や

大阪市中央区の大阪証券取引所前・大阪商工会議所前には

五代の銅像が建てられています。


大久保と五代の最後のプロジェクト?「大阪遷都

大阪遷都

 

五代友厚は大阪に赴任して以来、薩長藩閥政府との結びつきが強かったと言われています。

ここでは大久保利通と五代友厚のプロジェクトについて取り上げます。

1868年1月、新政府で首都機能移転の機運が高まっていました。

 

当時参与だった大久保利通は、京都から大阪へ遷都することを提案しました。

この大久保の遷都の提案に対して長州の木戸孝允(きどたかよし)が賛成し大阪遷都がいったん決まりました。

当時の大阪は五代友厚によって経済が再生されていました。

 

しかし、大阪遷都というプロジェクトは前島密(まえじまひそか)の進言により

京都から江戸に遷都することが決定しました。

その後、江戸は東京へと名前を変え、現在に至っています。


  

 

幕末ライターオフィス樋口の独り言

幕末ライターオフィス樋口の独り言

 

五代友厚と言えば、開拓使官有物払下げ事件が有名で、

政商として官有物を安く払い下げられたため

黒田清隆(くろだきよたか)ととともに批判されました。

 

五代についてはこの事件の印象が強く、

大阪経済の再生についてはほとんど注目されませんでした。

NHK連続テレビ小説『あさが来た』で五代が取り上げられてから、

五代に対する見方が変わったという人が多いと思います。

 

五代友厚や大久保利通らによる大阪遷都のプロジェクトについて、

この歴史の流れは、2008年12月のNHK総合テレビ

『その時歴史が動いた』で放送されました。

この番組では、明治天皇が大阪城を謁見されたことや

大久保が五代に浜寺公園へ案内されたことが紹介されました。

 

1873年に五代に浜寺公園を案内された大久保は

宅地として開発しようとするのを知ると反対したと伝えられています。

この宅地開発に反対する歌は浜寺公園の惜松碑として残されています。

大阪府は2025年の万博誘致を目指していますが、

万博誘致を機に五代友厚の経済の立て直しと

大阪遷都プロジェクトについて考え直したいと思います。

 

西郷どん:全記事一覧はこちら

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オフィス樋口

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自己紹介:フリーランスで予備校の講師をしています。
歴史が好きで、予備校では主に日本史を指導しています。
センター試験の点数を40点台から80点台に伸ばした実績があります。

好きな歴史人物:徳川慶喜(理由:多趣味であることが共通しているから)

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