三国志の英傑たちに読者の皆さんのお悩みをズバッと解決させちゃおうという
こちらのコーナー、今回のお悩みは、三国志ファンなら誰でもぶつかるお悩み
さて、三国志の英傑たちは、どんなアドバイスをするのでしょう?
今回は仕事の鬼、ちょっと厳しいアドバイスでお馴染みの諸葛亮です。
前回の相談:【はじ三お悩み相談回答編】呂布のような無双ボディになりたい
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この記事の目次
はじ三ネーム スマホ中毒の奇怪な隠れ三国志女子@のまねこさん
私は三国志が好きだからというだけで、みんなから奇怪がられた経験があるので
隠れ三国志ファンになっていますが、出来る事が制限されています。
人の意見や評価に惑わされずに、堂々と生きていくには、どうすればいいでしょうか?
好きな事を極めていけば全てに通じる
スマホ中毒の奇怪な隠れ三国志女子@のまねこ様、
はじめまして、漢の丞相諸葛亮です。
私をご指名との事ですので、非才の身ですが精一杯助言させて頂きます。
いきなりですが、あなたは、
「井の中の蛙大海を知らず」という格言をご存知ですか?
これは、荘子の秋水編に出てくる言葉で、井戸の中の蛙というのは、
狭い井戸の中から生涯出る事がなく外に広大な世界が広がっている事も知らずに
井戸の中だけが全てだと思い込んでいて視野が狭い事を表した言葉です。
転じて狭い知識しかなく、了見の狭い人、世間の事情に暗い人を
揶揄する意味で使われるネガティブな意味になります。
ですが、この格言は日本に伝わってから以下の言葉が付け加えられました。
「されど、空の深さを知る」
これは、蛙は井戸の外は知らないけど、
井戸から見える空の深さは知っているという意味なのです。
私達人間の限りある人生では、この世の全てを知る事は出来ません。
それは、蛙のように寿命という井戸の中に閉じ込められるようなもの、
例えば、一度の生涯で画家になり小説家になり消防士になり弁護士になり医者になり
大工になるような事は時間の制約で出来ないようなものです。
しかし、何らかの仕事に就く事で得られる教訓や経験、喜びや辛さや楽しさは
どんな仕事をするにせよ、ある程度は共通する部分があるものです。
限られた経験しかできなくても、一生懸命に打ち込めば全てに通じていけます。
それこそ、空の深さを知るという意味だと私は考えています。
三国志は歴史の全てのジャンルから見れば、ちっぽけな1ジャンルですが、
それを突き詰め極めていけば、社会の道理に通じてもいけるのです。
ですから、三国志ファンである事を奇怪がられても、気にする必要はないのですよ。
さかなくんをバカにする人はいない
スマホ中毒の奇怪な隠れ三国志女子@のまねこ様は、
さかなくんというタレントをご存知でしょうか?
ハコフグの冠を被った魚の事に詳しい方です。
とても魚の事に詳しいというのは、ある種のオタクです。
さかなに詳しい人は世間にはそう多くはないからです。
では、さかなくんは珍しく魚に詳しいので、
回りの人から奇怪に思われているでしょうか?
少なくとも、今はそうではありません。
魚について広い知識を持つ研究者として
尊敬を集めています。
でも、多分、最初はそうではなかったのだと思います。
魚ばっかり調べている変なヤツと思われていた事でしょう。
そんなさかなくんがどうして尊敬を集めるようになったのか?
それは魚の事が好きで調べていく間に、誰も真似できない程に
魚の事に詳しくなったからに他ならないのです。
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三国志を好きになっていくと周囲の評価はどうでもよくなる
何かに関心を持ち夢中になっていくと、ある程度の所で
その事を語り合える友達が欲しくなるものです。
もちろん、同じ趣味を持っている友人がいる事は素晴らしいですが、
もし、友達がいない為に続けるのがつらくなる趣味なら、
それは、まだ本当に好きになっている趣味とは言えません。
恋愛感情に例えると分かりやすいかも知れません。
あなたが誰かを好きになったとしましょう。
それを周囲の友達に話して「あんな男やめておきなさい」と言われたら
あなたはどうしますか?
友達の評価を気にして「好きである事」を止められるでしょうか?
もし、やめられるとしたら、それはまだ本当に好きではないのです。
本当に好きであれば周囲の評価など、どうでもよくなります。
自分が誰かを好きになる事に第三者の承認など必要ないからです。
話を元に戻しますが、
スマホ中毒の奇怪な隠れ三国志女子@のまねこ様は、
三国志好きをカミングアウトして周囲に奇怪だと思われた時に
「三国志が好きなんて私は変なのかも知れない」と
自分を疑ったのではないですか?
そして、自信を失って隠れ三国志ファンになったのではありませんか?
純粋に好きな事を続けていれば周囲の目は変わる
路上でギター片手に歌う若者がいたとします。
最初、そばを通る人は「よく人前で歌えるよね」と距離を置きます。
それは、人前で大声で歌うという行為があまり一般的ではないからです。
でも、若者が毎日、毎日、とても楽しそうに歌っていたら
そばを通りすぎる人も
「なんか楽しそうだな」「歌う事が好きなんだな」と意識が変わり
最後には、その若者のファンになるかも知れません。
本当に好きな事をしている時、その道を究めようとしている時
その人はとてもいい顔をしています。
周囲の人は、その表情や雰囲気に引き付けられていくのです。
ですから、スマホ中毒の奇怪な隠れ三国志女子@のまねこ様も、
私は奇怪なのかも知れないという自分でつけたレッテルを剥いで
三国志の趣味をつらぬいて下さい。
本当に好きな事をしている人の表情は魅力的なものです。
人の評価は気にしないで、三国志に夢中になっている間に
「三国志って面白いの?」と近づいてくる人もいるかも知れません。
その時は三国志がいかに素晴らしいか、ご自分の三国志愛を
爆発させて語ればいいかと思いますよ。
諸葛亮のアドバイス まとめ
何かを好きになるのは素晴らしい事、その評価を他人に委ねないで
自分の好きを大事に育てていこう
好きな事をしているあなたの表情や雰囲気に周囲の人も引き付けられて
いつしか共通の趣味を持つ友達が出来るかも知れないよ。
スマホ中毒の奇怪な隠れ三国志女子@のまねこ様
ご参考になりましたでしょうか?
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