よかミカンの三国志入門
濡須口の戦い




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

郭淮は本当に病弱じゃなくてムキムキマッチョな将軍だった!?

魏の旗をバックに戦争をする郭淮は魏の将軍




 

郭淮

 

三国無双では病弱なキャラクターとして描かれている郭淮(かくわい)

ゴホゴホと咳ばっかりし、貧弱な体をしている姿が特徴的なのが三国無双の彼ですが、

史実でも本当にそんな弱弱しい武将だったのでしょうか。

 

でも弱弱しい武将だったら戦場に出ることなんてできない筈ですし、

後年魏の重鎮となり蜀との戦いに耐えられるはずもありません。

そこで今回は郭淮の病気について紹介したいと思います。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:魏の重鎮・郭淮と蜀の大将軍姜維どっちが強いでしょう??

関連記事:郭淮の行動が司馬懿政権を崩壊させたかも知れないってほんと!?

 

郭淮は病気にかかっていたのか。

郭淮は病気にかかっていたのか。

郭淮は史実では三国無双に登場するキャラクターのように病弱な武将だったのでしょうか。

果たしてどうなのでしょう。

 

病気にかかって戦に出られなかった

病気にかかって戦に出られなかった

 

郭淮は史実でも病気にかかっている記述が二度見られます。

一度目は定軍山での戦いです。

郭淮は夏侯淵(かこうえん)の司馬として漢中に派遣されます。

その後郭淮は劉備(りゅうび)軍が漢中に攻め込んでくると夏侯淵と共に戦うはずでした。

 

しかし郭淮は病にかかって戦に出ることができず、

定軍山での戦いは夏侯淵が討ち取られてしまい終了してしまいます。

郭淮が病にかかったのは正史三国志に記述が記載されており、

三国無双のようにゴホゴホと咳をしながら

臥せっていたのではないかなとイメージすることができますね

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

古代中国の暮らし図鑑  

曹丕にブチきれられる

曹丕にブチきれられる

 

郭淮の病気の記載は正史三国志は定軍山での戦いのほかにもう一つあります。

それは曹丕(そうひ)が皇帝になった時です。

曹丕は皇帝になると魏の諸将や文官からお祝い品や言葉をたくさんもらいます。

このとき郭淮は病にかかってしまい曹丕の元に行くのが遅れてしまいます。

 

そして曹丕の元についた郭淮は遅れて登場して曹丕にお祝い品と言葉を送るのでした。

しかし曹丕は郭淮へ

「君。みんなはとっくにお祝いの言葉や品を送ってくれたのにどうして遅れたんだ。

古代では禹では遅れて来た者を処刑したと言われているぞ」

と激怒しながら言葉をぶつけます。

 

すると郭淮は

「しょうがないじゃないですか。病気にかかっていたんだから。

また禹の時代に私が遅れて来たとしても

禹は民を徳で治めていたので私が処刑されることはほぼありえないでしょう」

とやり返します。

 

曹丕は郭淮のこの言葉を聞いて彼のことを気に入り、

後に郭淮を雍州の刺史代行に任命し、射陽侯を与えるのでした。

 

郭淮と曹丕の微笑ましいエピソードですが

一歩間違えば郭淮が処刑されていたかもしれないことを思うと

彼の知識の深さと弁舌の鮮やかさをうかがうことのできる証左といえるでしょう

 

郭淮はあまり病気にかかっていない!!

 

話がずれてしまいましたが、

正史三国志によると郭淮が病にかかったのはこの二つのエピソードのときだけです。

この二つのエピソード以降、郭淮が病にかかったとの記述は無く、

バリバリ戦へ出陣して魏に侵攻してくる蜀軍を何度も撃退しています。

 

そのため三国無双に登場するような病気がちでゴホゴホ咳ばかりしているようなひ弱な武将ではなく、

たまたま大事な出来事のときに病気にかかってしまったという

ちょっと残念で可哀想な武将だといえるのではないのでしょうか。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

三国無双ではひ弱なイメージの強い郭淮ですが、史実ではひ弱な武将として描かれていません。

しかし三国無双のイメージが強いので

ムキムキのマッチョで肌の色も黒い郭淮ですとちょっとイメージが崩れてしまい想像できないですね。

 

でももしかしたら夏でも冬でも季節を選ぶことができないので、

三国無双のようにガリガリではなく、上記のように真っ黒でムキムキのマッチョだったかもしれず、

このように妄想した郭淮を考えると少しニタついてしまうのはレンだけでしょうか。

【参考文献】 ちくま学芸文庫 正史三国志魏書など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:郭淮が夏侯淵の死後に才能を開花させる!!

関連記事:夏侯覇は郭淮とチョー仲が悪かったから蜀へ逃げたってホント!?

 

【はじめての三国志平話】
三国志平話

 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 孔明の愛弟子であった姜維はなぜ孔明の後継者に選ばれなかったの?
  2. 孔明の北伐はノープランだった!?北伐の意図は何だったの?
  3. 三国志の劉備が愛した4人の妻を紹介
  4. 諸葛恪は諸葛亮からあれをパクッていた!?
  5. 諸葛亮の幼い日はどんなだった?
  6. 張飛の武勇って一万人と一緒だったってマジ!?
  7. 三国志の将軍たちは家族サービスできていたの?三国時代の軍生活
  8. 【官渡の戦いの裏話】趙儼と李通がいなければかなりやばい状況だった…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 劉備と孫権
  2. 庶民、村人の家

おすすめ記事

  1. 図解でよくわかる夷陵の戦いと趙雲の重要性
  2. 【素朴な疑問】三国志に海上での戦いってあったの?
  3. 【シミルボン】かつて三国志は今とは似てもにつかない荒唐無稽な話だった
  4. 【歴史を変えた名言】この名言によって歴史は変わった「断じて行えば鬼神もこれを避く」
  5. 鍾会の蜀討伐案と羊祜の呉討伐案の違いってなに? 野望が膨らむ鍾会
  6. 【センゴク】最前線拠点の城主と調略戦に明け暮れた秀吉のご褒美って何? 豊臣秀吉 戦国時代

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 海賊時代の孫堅

おすすめ記事

毛利家に敗北して浪人となった山中鹿之助の修行 石川五右衛門か!自ら釜茹でになろうとして孫権に止められた鄧芝 篤姫のお墓がある上野寛永寺ってどんな所?一般の墓と違う? 第3話:袁術くん、自分の幸せを見つけるため「他人とすぐ比較する癖」を直す 三国夢幻演義 龍の少年 第2話「龍の目覚め」見逃し配信開始! 何から読めばいいの?三国志入門向けの小説と漫画を紹介! 周公旦(しゅうこうたん)とはどんな人?周王朝の基礎を固めた功臣 劉備が諸葛孔明に託した遺言には裏切りを防ぐための作戦だった?

おすすめ記事

  1. 松平春嶽はどんな人?人をなだめてばかりの幕末の調停者
  2. 【蜀の滅亡へのカウントダウン】こうして蜀の国は滅びへ至った
  3. 陸遜(りくそん)ってどんな人?100年に1人の呉の逸材
  4. 王朝交代の背景には中国の五行思想があった!?
  5. 小早川隆景(こばやかわ たかかげ)とはどんな人?毛利を支えた三本の矢
  6. 張燕(ちょうえん)とはどんな人?百万人の盗賊頭にのし上がり呂布とまともに戦った燕
  7. 59話:文武両道、義侠心に厚い漢 徐庶(じょ しょ)は劉備と出逢う
  8. 後漢末の貨幣経済を破綻させた、董卓の五銖銭(ごしゅせん)

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

PAGE TOP