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有能なのか無能なのか、橑陽編では迷走し続けた李牧の懐刀、舜水樹。
犬戎族を一度は味方につけながら楊端和の度量の前に犬戎族に見放され、ここから
朱海平原に向かっていきそうな舜水樹ですが、どうも心の中に迷いが生じたようです。
この事がゆくゆく舜水樹に裏切りの行動をとらせるのではないでしょうか?
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この記事の目次
キングダムネタバレ大予想575話 匈奴の血を引く舜水樹
舜水樹は、実際には匈奴の血を引く人物のようです。
史実でも匈奴は一枚岩ではなく、漢民族についたりした一派もいたので、
おそらく舜水樹もそのような匈奴の一人なのか、或いは趙人と匈奴の混血でしょう。
ですので異民族の言語にも通じていて、ロゾ王を味方につける事にも成功した
そういう事ではないかと思います。
ところが、舜水樹は橑陽の戦いを通じて、色々と嫌なものを目にします。
それは、李牧の不信にもつながる事なのです。
キングダムネタバレ大予想575話 恐怖政治を見て見ぬふりの李牧
橑陽城で犬戎族と行動を共にした舜水樹が見たのは、ロゾ王と三首領が犬戎兵の家族を人質に徹底的な恐怖政治を敷いていた事でした。
特に、部下を使い捨てにするブネンの行動には無表情ながら、かなりの怒りを覚えているそのような描写が感じられました。
李牧は、この犬戎族を飼い慣らす為か、真に友情を感じてかは分かりませんが、
毎年、羊肉と酒を持ち込んで振る舞っていたわけです。
つまり、李牧は犬戎族がロゾの圧政に苦しんでいる事を知りながら敢えて無視していたそういう事なのです。
もちろん、舜水樹としても、それが乱世と割り切るしかなかった事でしょうし、
漢民族と異民族の付き合い方とはそういうものと考えていたでしょう。
キングダムネタバレ大予想575話 楊端和を信じた犬戎族
しかし、舜水樹はロゾ王に絶対服従だった犬戎族がロゾ王の死後に楊端和の指揮下に入ったという衝撃の光景を目にしてしまいます。
舜水樹は、片目の犬戎兵に「お前達は騙されている」と再度の裏切りを唆しますが、犬戎兵は揺ぎなく
「楊端和はそんなヤツではない、だからこそ山の民はここまで大きくなったのだ」とキッパリ断ってしまうのです。
そして、舜水樹に対して鄴以外に去る事を命じ、受け入れないなら討つと衝撃の決別の宣言を出したのです。
キングダムネタバレ大予想575話 秦王政の考えに共鳴する舜水樹
犬戎族に鄴以外に去るように言われた舜水樹なので、これは朱海平原に向かうでしょう。
しかし、犬戎族に裏切られ楊端和の器に圧倒された舜水樹の心中は複雑です。
あれだけ、ロゾを恐れ、絶対服従を誓っていた犬戎族が楊端和を解放者として受け入れ心服してしまったのです。
それまで、おそらく500年、自由などありえない状態にあった犬戎族をあっという間に仲間にしてしまった楊端和の器、
それはどこから来ているのか?
あるいは、それこそ、天下万民を法の下に平等に扱うという秦王政の志ではないか?
匈奴である舜水樹は、その事に気持ちを揺り動かします。
キングダムネタバレ大予想575話 李牧の志は惰性に過ぎない!裏切る舜水樹
朱海平原の戦いは、一見互角ですが趙には李牧の本陣と帰還してくる舜水樹がいます。
足せば15万位にはなるので、秦には脅威となるでしょう。
しかし、李牧が勝てば、再び異民族は圧政の下に置かれ、漢族と対等になる事はない七国の温存は、実際には民族を分断し
理不尽な差別を固定化するだけだ、そのように考えた舜水樹が土壇場で李牧を裏切り、大どんでん返しを演出する
そんな結末を推測してみます。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
「あの白ナスが寝返る~?そんな事ありえない」
いえいえ、そう読者が思えばこそ大ドンデン返しは成功するのです。
昔からの読者は、初期の王騎が不気味なオカマ野郎だった事を記憶している筈
それが、あんな風に変わるなんて誰も想像できなかったでしょう。
秦王政の弟の成蟜が、あんな風に変わるとも考えなかったと思います。
感じ悪い白ナスが、突然劇的に裏切るからこそ、ドラマチックなのです。
kawausoは、朱海平原のどこかの段階で舜水樹が寝返ると思います。
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