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六大将軍は入れ替わる
このように、桓騎は一度は六大将軍に上り詰めながら我欲に敗れる形で没落すると考えます。
その後任として、騰が大将軍のポストに任じられて、危な気ない万全の運用をして韓を滅ぼし、復活した秦国六大将軍の力の凄まじさを六国に轟かせるわけです。
さらに言えば、信は将来的に楚を攻める際に項燕に敗北するわけですが、これも大将軍の重圧に翻弄されてしまい冷静な判断力を失ったと考える事もできます。キングダムにおいては、もちろん六大将軍になるのも狭き門ですが、六大将軍として心のバランスを取り、桓騎のようにダークサイドに落ちない事も重要な事になります。
これも、大いなる力には大いなる責任が伴うという社会で重責を担うポストにある人々への警告でありエールとして受け止められるでしょう。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
信が幼馴染の漂と目指した天下の大将軍、しかし、それになるのがゴールではなく、恐るべき権限とそれに付随する義務のバランスを取り、またひたすらに己を磨くというのが、今後のキングダムでは大事になってくるのではないかと推測します。
参考文献:史記秦始皇本紀
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