この記事の目次
己の思想の無益を悟り自殺
途中までは予想3と同じで、命のやり取りをしている間に、龐煖が信の中に人間の進歩の可能性を見出し、もう人類はダメだ俺が超人になり導かないとという思想を放棄します。しかしそうすると、人類救済をお題目に、強者を中心に多くの人間を殺害してきた己の罪と龐煖は向き合わないといけなくなり、敗北を認めると自ら自殺して罪を滅ぼすというラストです。
よく考えるとキングダムには、自殺するキャラってあまりいないので、己の思想の誤りにケジメをつけて龐煖が自殺すると、それはそれで印象に残る回になります。てか、あれだけ多くの人間を利害関係なく、自分が武の神になれば人類が漏れなく次のステージへ上り争いが消えるという身勝手な理由で殺しておいて少しも罪悪感もなく、三大天に居座れるものでしょうか?そうならかなり不気味です。
キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
結論から言うと、李牧のカミングアウトにより龐煖はより面倒くさいキャラになりました。
読者ばかりではなく、漫画の登場人物でさえ、理想は分かるけどそれは理不尽よね?という顔しかしていませんし、李牧なんて「止めようないんだから龐煖の好きなようにさせておくしかないんです」と、争いを好まない軍師にあるまじき発言をしています。
これをいかに感動的に、魅力的に収めるのか?作者の手腕に期待です。
参考文献:キングダム公式ガイドブック覇道列紀
次回記事:キングダム624話ネタバレ予想vol3「信の必勝法は攻撃しない事!」
キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧
関連記事:キングダム最新623話ネタバレ予想vol3「龐煖はなぜ李牧の言う事は聞くの?」
関連記事:キングダム623話ネタバレ予想vol2「信が龐煖に絶対勝利する理由」