こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。
この記事の目次
キングダム638話ネタバレ「飢え死に寸前の鄴」
同じ頃、鄴では秦の兵士が地面に転がっていました。立とうと思っても、力が無くて動けません。
飛信隊の一人、新米の田羊は泣いています。ここまで、去亥や松左の犠牲で、ここまで突き進んだのに兵糧が無くて餓死は悲しいというのです。俺達は何のために戦ってきたのか?そう思うと悔しくて涙が止まらないのでした。でも、田羊泣く体力があるのだから立派なものです。
キングダム638話ネタバレ「李牧の無念」
時は夜、邯鄲に連行される護送車の中で李牧は急に目を見開き叫びます。
「止めてください」
なんでしょう?ウンコでしょうか?ここで漏らすとイケメンキャラが台無し、、え?違うんですか。
なんですって、王翦を追い込んだけど一つ見落としがあった。
「馬車を鄴に戻してっ!」
イケメン騎士団に頼みますが、もちろん拒否されます。ならばと李牧はカイネ達へ伝令を頼みました。李牧はかなり焦っていました、やはりウンコですか?いいえ誰でも・・
キングダム638話ネタバレ「鄴に兵糧が到着」
鄴で死を待つばかりの尾平達、夜中、騒ぎの音が聞こえて目を醒まします。
どうやら城門からのようで、ほかの兵士の情報では南側の門が開き、どこかの軍が外に出たそうです。もしや秦兵が逃げたのか?だとすれば周辺は趙兵ばかり、鄴はどうなるんだと動揺します。
そして、尾平の近くにある城門が開き始めます。趙兵かも知れないと思った尾平達は、慌てて武器を取って立ち向かいます。
ところが開いた城門から入ってきたのは、大量の俵、兵糧を運ぶ馬車の姿でした。唖然とする尾平達、一体、どこから兵糧が、呆然としていると「邪魔だ、どけい、通れぬわ」と兵士に怒鳴られて、道を開けさせられます。
やってくるのは膨大な食糧です。次から次に運ばれる荷馬車に、尾平達は、餓死から救われ抱き合って喜びました。真夜中ですが、晩飯の仕度が始まりました。
キングダム638話ネタバレ「兵糧は斉から到着した」
鄴にいたカイネは仰天していました。突如として、大量の荷車がやってきて、鄴に兵糧を運び込んでいるのです。急いで阻止したいのですが、鄴からは秦兵が出てきて、荷車を護衛していました。何故だ?秦軍は列尾で撃破したはず、水軍も撃破した、、いつ列尾を越えたのだ?
そんな時、部下がカイネに報告します。
「やってきたのは秦ではなく、斉の船団です」
そう!王翦の策とは斉国から兵糧を買い付ける事だったのです。しかも通常の2倍の価格で、斉王建が兵糧を売らない理由はありません。斉国の王宮では、斉王建がニヤリと笑いました。
煽り:今回ばかりは拍手、完全にノーマークだった斉国から兵糧を買うとは、どうしても気づかなかった。これでもう、李牧に打つ手なし、鄴攻め編はこれで完結でしょう。
【次のページに続きます】