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監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム640話ネタバレ「オフ王はクソ！舜水樹&扈輒」
いよいよ、来ない李牧と北軍をアテにして列尾で騰と扈輒の軍勢が激突します。まさにその時に伝令が飛んできて報告しました。北軍に動いている様子がない事と、李牧の斬首予定についてです。
白ナスは顔色を変えて、逆上、伝令を剣で切り裂こうとし「我らの王はどこまで愚かなのだ」と血走った目で吐き捨てました。それを聴いて扈輒も賛同します。
確かに、この状況で北軍を送らずに列尾を放棄させ、しかも李牧を斬首せよというのですから、オフ王は、控えめに言って守山直太朗風に「ウンコだな～」としか言えません。もう、こうなれば、太子嘉以外に希望はない、舜水樹や扈輒が思っても当然でしょう。
キングダム640話ネタバレ「騰、ほぼ何もしないで大勝利ファル！」
扈輒は北軍なしで挟撃されては、列尾を守り切れないと判断し、橑陽も含めて趙全軍の撤退を指示します。列尾を放棄すれば南半分は全て秦に取られるので、その前に全軍を邯鄲がある北部へ集結させる。この方法のほうが秦国が今後困る状況になると知っているのです。
というわけで、舜水樹も扈輒も3万の軍勢を率いて邯鄲めがけて引き上げていきます。今回は騰の戦いぶりを見る事は叶わなかったわけですが、最後はオフ王の大チョンボにより長年秦を苦しめてきた補給問題はあっさり解決に向かった事になりました。
キングダム640話ネタバレ「オフ王ブッコロ発言」
一戦も交えられずに北へ帰還する趙の将兵達、しかし、舜水樹と扈輒には不穏な空気がみなぎっていました。それは、ざけんなオフ王、李牧殿を絶対に殺させない、あのお方を失えば趙が終わるという危機感でした。舜水樹に至っては、オフ王を殺しても李牧様を助けるとまで思い詰めています。
いやいや、大した嫌われようです。こんなに嫌われて、今まで反乱がないのが不思議なくらいです。どんどんと危機感と憎悪に満ちていく趙軍に比較して秦軍は、ついに所定の目的を終えて鄴を離れて咸陽に凱旋する事になります。
キングダム640話ネタバレ「飛信隊の帰還」
趙軍が軒並み引き上げた事により、橑陽、鄴、列尾は完全なトライアングルで繋がり、補給は滞りなくなされるようになり、趙の南半分は完全に秦の領土になりました。逃げ遅れた趙の人民は略奪を恐れますが、王翦は厳命を発して略奪を許さないと布令を出したので、全ては順調に収拾されます。
そして、鄴陥落から一か月後、鄴に詰めていた飛信隊にも帰還命令が下り、信は列尾まで下りた所で同じく橑陽から降りてきた壁と再会します。六十数日ぶりの再会でした。
煽り：長く苦しい補給の問題もオフ王の決断のお陰で瞬時に解決、まさに持つべきモノはバカな敵王それはそうと、一戦争が終われば待っているのは論功行賞、信は念願の大将軍に昇進できるのでしょうか？
【次のページに続きます】
