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キングダム656話ネタバレ予想vol2「蒙武vs満羽」はどうなる?

2020年10月6日


はじめての三国志_ページネーション

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「蒙武vs満羽」はどうなる?(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム656話ネタバレ予想「満羽の虚無が襲い掛かる」

甘寧を弓で討ち取る沙摩柯

 

それに対して、満羽も表情を変化させるでしょう。

 

「昔の俺達に似ている、中華最強を目指し戦い続けた俺達に」

 

しかし、それだけに満羽の憎悪は深くなります。満羽が、楚に大敗した戦場で何を見たのか?それは、負けた途端に楚にすりより命乞いをする、故郷の人々の姿だったのではないでしょうか…

曹操を絶対殺すマンとしてなった馬超

 

味方のことごとくを失い、守り抜いてきた故郷の人々の変節、それを見た満羽は命を賭けて守るべき、何者もこの世にはないと絶望し、ひたすらに什虎城に籠り、強敵と血しぶきを飛ばす刹那の修羅だけに楽しみを見出すようになったのです。

 

正露丸飲み過ぎ顔になる前の満羽は、ちょっと見ると好青年風なので、案外、過去には小国の人々に慕われた名将だったような過去が描かれるのではないかと考えます。

孟獲に変装する帯来洞主(南蛮族)

 

そんな什虎の人間不信の4将にとっては、何も知らずに国を背負い中華統一などとほざく蒙武のような相手は打ち崩さずにはいられない相容れない相手と言えます。

 

キングダム656話ネタバレ予想「聖闘士星矢仕様の蒙武」

張飛の男気人生

 

かくして、自身が感じた深い絶望を叩きつけるようにして満羽は蒙武を攻撃します。ところが、傷つければ傷つけるだけ、蒙武の魂の内側に秘めた闘争心は燃え上がり、戦闘力が倍増していき、遂には満羽が恐怖を感じるレベルになります。

 

この辺はジャンプ伝統の聖闘士星矢方式で、じわじわ傷めつけている間に、主人公のコスモが燃え上がり、全体的に大火事となり、今さら消せない状態というヤツです。

 

「そんなバカな、俺達は中華最強、俺たち以上に強い人間などあり得ぬ」

 

ここで、満羽は蒙武の背後に、ドドン!の大将、汗明を見ます。ひたすらに強さの高みを目指す蒙武は敵である汗明の想いすら背負い、日夜、武力の強化に励んできたのです。

 

「満羽よ!貴様などより、汗明は遥かに強かった!!」

蒙武

 

蒙武は迷いなく大鎚を振り上げ、満羽も槍を振り下ろしますが、大鎚の前に槍は砕け、次の瞬間には満羽の頭部もブッシャーになりました。いじけた負け犬など眼中になし、蒙武は何事も無かったように進撃を開始します。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

満羽の心を支配しているのは、虚無であり、命を賭けて守るものなど何もないという絶望です。それは、故郷の人々が国が敗れるやいなや、楚の軍勢に媚びを売り、死んでいった兵士や、命懸けで戦った自分を裏切ったという悲しみと怒りに原因があるのでしょう。

 

一見、強い力になりそうな、恨みや憎しみですが、それは第一に自分を捨て諦めているという事であり、信じる者や守る者を持ち、日夜アップデートを繰り返す相手には敵いません。

 

キングダムでは、何度か繰り返されたテーマですが、什虎城においても、これが再び、出てくるのではないかと思います。

 

次回の確定本バレが届きました!(2020年10月8日追記)

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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