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今週もお疲れさま!実は司馬懿と孔明は友人だった逸話

2021年3月13日


監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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今週もおつかれさま 三国志c 司馬懿

 

はじめての三国志をご覧の皆さん、今週もお疲れ様です。イラストは憎々しい男、司馬懿です。

 

司馬懿

 

ところで皆さん、司馬懿には孔明という友がいた事を御存じでしょうか?

 

司馬懿を欲しがってた曹操

 

正確には胡昭、字を孔明と言い、豫洲潁川郡の出身で司馬懿の知人でした。戦乱を逃れて冀州に移住しますが、袁紹の招きにも応じず、曹操が招いても「忠誠を誓うだけで勘弁してくれ」と仕官に応じませんでした。

 

司馬懿はあれだけしつこく誘った曹操も「人それぞれ道がある、自分の道を全うしたまえ」とこだわりませんでした。どうも司馬懿は色々な方面から嫌われていたようで、ある時、ある者が司馬懿をブッコロすと胡昭に告げました。

 

すると胡昭は「そういう事をしてはいけない!仲達はいいヤツなんダカダー!」と涙ながらに説得して止めていたそうです。それでいて司馬懿には、その事を秘密にし一切恩着せがましい事をしなかったというのでなかなか立派な人ですね。

 

胡昭は晴耕雨読の毎日を送り住民に慕われひっきりなしに来る招聘を辞退し西暦250年、公用馬車が迎えに来る直前あの世からお迎えがきて89歳で天寿を全うしています。当時は親しい同士は字で呼び合うので、司馬懿も孔明と口に出す度に、お人好しの胡昭の事も思い出したのかも知れませんね。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-おつかれさま