はじめての三国志TVをご覧の皆さん、今週もお疲れ様でした。今回のお疲れキャラは曹操です。
曹操と言えば背が低いという事で有名で、逆にライバルの袁紹は威厳のある風貌だったとされ爆笑問題のようなデコボココンビのイメージです。
しかし、実は袁紹も小柄だったという証言があるのです。それが正史三国志魏志に登場する鄭渾で彼は董卓が反董卓連合軍の挙兵に対して兵力を徴収すると「戦争は兵力ではなく道徳です」とうわついた事を言い董卓が兵を集めるのを阻止しようとします。
もちろん、董卓は「ばか言ってんじゃないっぺ兵力が役に立たんってどういうことだべさ」とブチ切れたので鄭渾は身を守る為に反董卓連合軍がいかに大した事がないかを必死に説明します。その中で鄭渾は「袁本初は貴族の坊やで都に生まれ住み体の大きさは婦人なみです」このように証言しているのです。話の性質上董卓を持ち上げて袁紹を過小評価する必要がある内容なので敢えて袁紹を貧相に言ったかも知れませんが、董卓は袁紹と面識があるので容貌についてはウソをついても逆効果になるだけとも考えられます。
なので、この部分は本当かと思われます。だとすると袁紹は、小柄ながら威厳があり度量が広くフレンドリーな性格という事になり曹操とは体格から何から似た者同士である可能性が出てきました。二次創作で三国志萌えをやるなら僕っ子袁紹もありかも知れません。
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