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賈詡と取り替えても接点が薄そう
ここからはただ筆者の見てみたいパターンのお時間です。さて劉備と言えば何とも繰り返しになりますが、曹操に多大な評価を受けた人物。そして曹操のライバルとも言える存在の劉備ですが、その劉備が曹操の元に居たらどうなるでしょうか?
曹操と劉備が手を組んで天下を治める姿、ちょっと見てみたい……そんなイメージのとりかへばやです。特に後継者問題を相談し合う曹操と劉備、見てみたいですね。
賈ク先生は個人的には生き残ることこそ大事で、そこまで天下に興味はなさそうですから……むしろ魏と上手くやって、蜀の寿命が延びるかもしれませんね。
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劉備と曹操が一緒に天下を目指す様子が見たい
さて今回は特に最後のとりかへばや、筆者のただ「みてみたい」だけを込めました。ここからも個人的な話ですが、曹操と劉備、のイメージで筆者が最も想像するのが横山三国志の関羽千里行の最後。
去っていく関羽に曹操が「お前が羨ましいぞ、劉備」という曹操です。もちろん関羽のような豪傑がそこまで忠義を捧げること、それ自体が羨ましいというのもあるのでしょうが、曹操はもしかしたらそんな「劉備の才能」が羨ましいと思ったのではないか?
曹操が本当に手元に置きたかったのは、劉備自身ではないか、と筆者は嘗て思ったことがありました。だから有り得ないことだとしても、曹操と劉備が並び立つ三国志、見てみたいんですよねぇ。
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三国志ライター センのひとりごと
今回は劉備と言うよりも、曹操と劉備について語ってしまいましたね。曹操は確かに稀代の英雄ですが、その曹操が認めた劉備もまた、確かに英雄です。
どうしても晩年の夷陵の戦いの敗北が印象強くなってしまう劉備ですが、個人的にはあの「利益も何もない私情」で戦う劉備、好きなんですよね。そんな筆者の私情でした。
どぼーん!
参考文献:蜀書先主伝 魏書武帝紀
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