兄弟の多い方には、二段ベッドの思い出がある人もいるかも知れません。どちらが上を取るかで兄弟と喧嘩した事もあるでしょう。実は、この二段ベッドは三国志の時代からありました。
二段ベッドが記述されていた正史三国志陳登伝
その事が出てくるのは、正史三国志陳登伝です。ここでは、許汜という名士が陳宮との思い出として、陳宮は自分が上のベッドに寝て私を下のベッドに寝かせて無礼とも思わない破天荒なヤツだったと語っています。
二段ベッドの存在とマナー
ここからは、当時すでに二段ベッドが存在した事や、二段では上を客に勧めるのがマナーだと分かります。ちなみに、陳宮を貶した許汜ですが、直後に劉備に「それは君が乱世に名声を持ちながら特に何もせずにブラブラ暮らし、田舎に別荘を求めている体たらくだから、陳元龍は、語る事が無かっただけだよ」と言い返され赤っ恥をかいています。
参考:
正史三国志陳登伝
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