松潤家康複雑、出番が少ないのに視聴率増加の不思議【どうする家康】

2023年2月20日


家臣にどうする?と迫れられる徳川家康

 

NHK大河ドラマ「どうする家康」序盤こそ視聴率好調でしたが、第五話では12.9%と危険水域に入りました。しかし、第六話「続瀬名奪還作戦」では、13.3%と13%台に持ち直しまします。本来ならば喜ばしい事なんですが、主人公の家康を演じる松本潤にとっては複雑のようです。というのも第六話の家康は、終始ウロウロしているだけだったからです。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第六話のあらすじ

徳川家康とマブタチな本多正信

 

第六話のあらすじは、今川氏真が元康に対し降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにすると脅迫。これに対し三河衆きっての策士である本多正信が「上ノ郷城に忍者を潜入させ、今川家重臣、鵜殿長照と息子達を生け捕りにし瀬名と交換する」と人質交換作戦を提案します。

 

時々諜報活動を失敗する服部半蔵

 

 

そして前回任務に失敗した服部半蔵が配下の女大鼠(松本まりか)等の協力を得て鵜殿長照の2人の息子を捕らえるストーリーでした。

 

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忍者アクションと女大鼠のお色気で視聴率up

ヘタレすぎる徳川家康

 

今回は忍者ならではのアクションシーンも多く、また女大鼠を演じる松本まりかが生足を大胆に露わにするNHKギリのお色気もあり楽しめました。ただ、主人公の家康はひたすらウロウロしお腹を壊しているという体たらくで、松潤からすれば、自分の出番がないのに視聴率が上がるという複雑な気分になる状況でした。

 

 

脇役の力が強いのは善い事

ヘタレな徳川家康をボコす本多忠勝

 

筆者は正直、開始直後の【どうする家康】は好きではありませんでした。しかし回数を経るにつれ、本多忠勝や本多正信、酒井忠次、服部半蔵など個性が強いキャラクターが主役の松潤を食うようになり、最近は面白くなってきました。

 

徳川家康にスパルタすぎる石川数正

 

 

元々、どうする家康自体が、情ない戦国大名である徳川家康が周囲の助けを得て人間的に成長する話なので、今はなよなよしていても存在感が薄くても全然いいのです。ここから家康が成長し個性が強い三河衆とぶつかりドラマを大いに盛り上げてくれることを期待します。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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