どうする家康、いよいよ復調か?第七話も視聴率13%をキープ

2023年2月25日


ヘタレすぎる徳川家康

 

大胆過ぎる時代考証でファンタジー大河と揶揄され、一時は視聴率12%の危険水域まで下がったNHK大河ドラマ「どうする家康」。しかし、第六話で13%台を回復し、第七話でも13.1%とギリギリで13%台を維持しました。視聴率回復の秘密はなんなのでしょうか?

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第六話、第七話と女性陣が活躍

鶴岡八幡宮 建物 モブ

 

視聴率回復の理由、それは第六話、第七話と女性陣が生き生きと描かれているからかも知れません。第六話では松本まりか演じる忍者、女大鼠が妖艶なアクションを披露し男性視聴者を引き付けましたが、第七話では於大(松島菜々子)瀬名(有村架純)や登与(猫背椿)が、家康の「一向宗の寺には行くな!」の命令を無視し、変装した上で一向宗の拠点である本證寺の寺内町で踊りまくり、それぞれ夫がいるにもかかわらずナンパされるのを期待するという、かなり、はじけた場面が描かれたのです。

内容に納得がいかないkawauso様

 

これは、時代考証的にどうかと思わなくもありませんが、女性陣が楽しそうにしているシーンは心が和みますし、今の時代に切実に必要とされたのではないでしょうか?

 

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有村架純の可愛さ全開

築山殿(瀬名姫) 女性

 

第七話で特に華があったのは家康の正室、瀬名姫を演じる有村架純です。特に身分を隠すために、於大が墨で瀬名の顔にタヌキメイクを施した場面には、その可愛らしさに萌え死んでしまった視聴者も多かったと思います。

 

 

視聴者がファンタジー大河に馴染んできた

徳川家康と共に武功を重ねる本多忠勝

 

当初は違和感がありありだった「ファンタジー大河」ですが、七話まで継続してきた事で随分と馴染んできました。特に本證寺の寺内町で家康のお供でやってきた榊原康政や本多忠勝が知らずに於大の方や登与をナンパし、きまずくなって踊って誤魔化すなど、史実では絶対アリエナイのですが、これまでの雰囲気作りも相まって、まあ、許せるかなくらいになってきました。この調子で、はっちゃける部分は、はっちゃけた方が、どうする家康は面白くなって視聴率も上がるかも知れません。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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