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虎白公の頭がスイカのようにスパッ!
一方、快進撃を続ける桓騎の前に、復讐に燃える虎白公が突撃してきました。ここでようやく、斬首された10万人の仲間の仇が討てるとやる気満々です。そうはさせじと厘玉が虎白公に挑みますが、片腕を切り落とされてしまいました。その一瞬の隙を突いき、桓騎が入ってきて剣で虎白公の頭の上1/3くらいのところをスイカのようにスライスします。これで虎白公が絶命します。
最後は5名で突撃
奮戦しても数の差はいかんともしがたく、桓騎軍は桓騎と厘玉含めて5名となります。しかしお人好しの李牧は動こうとしませんから、もう目の前に李牧の首がありました。最期の力を振り絞って突撃する桓騎軍5名、しかし、その途中に厘玉が槍でハリネズミとなり絶命しました。死の寸前まで桓騎を一人にしてしまうことを心配し残念に思う厘玉ですが桓騎は(すぐに行くから気にすんな)とテレパシーで返します。いつの間にやら2人はニュータイプになってしまったようです。
キングダム752話ネタバレ確定速報「長い旅の終わり」
そして、たった一人になった桓騎に趙兵の無数の槍が突き刺さります。絶命したと思った刹那、桓騎は走馬灯のような光景を見ます。そこには惨殺された偲央が少女の時の姿で立っていました。偲央は桓騎が1人で怒りを抱え込んで苦しんだ事を「だから言ったのに」と諭しますが同時に「私の為に怒ってくれてありがとう」と感謝します。それに対し素直じゃない桓騎は「お前達のためじゃない俺が勝手にムカついただけだ」と憎まれ口を叩きました。
走馬灯は続きます。偲央の後ろから雷土が現れ、今度は東西南北どの土地で暴れようかと元気な様子を見せました。雷土の後ろには、たった今死んだ厘玉、少し先に死んだ黒桜。そしてちゃっかり那貴もいて雷土に怒鳴られています。死んだ桓騎の幹部たちは「次はどこで暴れる?行くなら暖かい南へ行こう」と口々に言います。桓騎は幻覚とも現実ともつかない光景の中で「おお、そしたら暴れる前に連れていきたい所があるぜ、いいよな偲央?」と呟きました。
聖地へGO
黒桜は偲央と桓騎のアイコンタクトから、ただならぬ関係に気づいて「あんだ?この小娘」と偲央に絡みますが、偲央は余裕の笑みを浮かべました。桓騎と偲央が桓騎一家を連れて行きたい場所とは、もちろん、かつて砂鬼一家が貧しくも仲良く暮らしたあの聖地でした。もう意識もない中、桓騎は尋常ではない力で無数の槍に貫かれたまま前進し、李牧に剣を振り下ろしますが、無情にも剣は折れ李牧に届きませんでした。ここで六大将軍桓騎は大往生という事になります。キングダム753話へ続きます。
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