ロシアの退潮がさらに鮮明にアルメニアがロシアから[距離を置く]

2023年6月5日


東京スカイツリー、kawausoさん

 

ロシア主導の軍事同盟CSTO=集団安全保障条約機構」加盟国であるアルメニアのパシニャン首相は6月2日までにチェコテレビのインタビューで「ウクライナとの戦争において我々はロシアの同盟国ではない」と発言。ウクライナ侵略を巡りロシアと距離を置く姿勢を明らかにしています。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キルギスも外交的解決を表明

国会議事堂

 

そのうえでパシニャン首相は「この戦争は我々の全ての関係に直接影響を与えるので不安を感じている」と語りました。こうした中、同じくCSTOに加盟するキルギス共和国のジャパロフ大統領もウクライナ侵略について「どんな紛争であれ外交の場で解決すべきだと確信する」と述べています。

 



旧ソビエト圏3カ国がロシアと距離を置く

農民達に踏みつけられる革命暦と落ち込む革命家

 

CSTO加盟6国のうち、すでにカザフスタンはロシアのウクライナ侵略に距離を置く発言をしているので、これでアルメニア、キルギスの併せて3カ国がウクライナ侵略を巡りロシアと距離を置いた発言をした事になりロシアの求心力低下が一層際立つ形になっています。これらCSTOの発言に対し、ロシアのペスコフ大統領報道官は「アルメニアの立場を考慮する」と述べるにとどめました。

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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