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ウクライナ海兵900名、英国での5週間の[訓練を終えて帰国へ]

2023年8月18日


世界史05b ロシアの国旗b

 

 

2023年8月13日、イギリス国防省はウクライナ海兵隊兵士900人が、イギリス海兵隊や陸軍特殊部隊による訓練を受けて帰国の途に就いたことを発表しました。主として海兵隊が活躍しているウクライナの南部ザボリージャ州で継続中の渓谷や湿地を活用した反転攻勢作戦への投入が検討されているかも知れません。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ウクライナ海兵隊の独立と強化を目指して

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

この訓練は、ウクライナ独自の海兵隊の育成と水域での戦闘訓練の強化を目的として行われました。ウクライナのゼレンスキー大統領も、今年の5月に海兵隊を独立した軍種として兵力を拡充する意向を示していました。

 

多様な訓練内容

紅茶一揆(イギリスの紅茶文化と戦車)

 

訓練内容は多岐にわたり、ゴムボートを使用した海岸強襲訓練に加えて、軽対戦車兵器(携帯型ミサイル)や地対空ミサイル「スティンガー」の操作、迫撃砲や偵察用ドローンの運用訓練が行われました。また、ロシア軍が設置したコンクリート製の防御壁「竜の歯」の爆破訓練や、応急処置医療、白兵戦術、部隊の戦術展開なども行われました。

 

ウクライナ軍の強さを支える要素

チャーチル

 

イギリスでの訓練を受けたウクライナの志願兵は、2022年初めから2万人以上に達し、今年に入ってからはイギリスが約束した枠を倍にした2万人の新たな志願兵の訓練も実施が決定したようです。ウクライナ軍の強さは、祖国防衛の意志によるものだけでなく、イギリス軍からの訓練支援も大いに寄与していることが言えます。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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