まるでガンダムのミノフスキー粒子の誕生を思わせる情報が届きました。ウクライナのデジタル変革相がサーモカメラに映らない透明マントの開発成功をSNSで発表したのです。その実力はどの程度なのでしょうか?
サーモカメラに映るのは実は3人
SNSで公開された映像では、温度を検知するサーモカメラに2人の人間の顔や手の部分が赤く表示されています。しかし実際は映像には3人が映っていて、ぼんやりと輪郭が浮かんでいるのが確認できます。ウクライナのデジタル変革相フェドロフ氏によると、マントは特殊な断熱材で造られていて、熱探知カメラやドローンによる検知から兵士の姿を隠す事が出来るのだそうです。
まるでミノフスキー粒子の効果
21世紀の戦場は人間同士の殺し合いから、ドローンやミサイルのような遠隔操作による攻撃に変化しています。しかし、これらのハイテク兵器は敵の存在を感知するのに生物が発する熱源を感知するモノが多くあります。これはあくまで、ウクライナ軍が開発した透明マントが主張通りの性能であればという前置きがつきますが、透明マントを着用したウクライナ兵士が、電子遠隔兵器からステルスされるなら、ウクライナ軍はロシアの激しい攻撃をかいくぐり、ロシア軍司令部だけを叩くという戦い方も可能かも知れません。それこそ、ガンダムでミノフスキー粒子が戦艦のレーダーを無効化し、ジオンのモビルスーツが地球連邦の宇宙艦隊を一方的に殲滅したルウム戦役を髣髴とさせる展開になるかも知れません。
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