プーチン大統領がアメリカ非難[ATACMSミサイルの効果に対する反応は?]

2023年10月24日


世界史02 プーチン風大統領

 

ウクライナのゼレンスキー大統領が、F16戦闘機と同様に重要視し、供給を熱望していたアメリカの長射程ミサイルATACMS(エイタクムス)が、つい最近ウクライナに提供され、実際の戦闘で使用されたという情報が入ってきました。この出来事に対して、プーチン大統領はアメリカを厳しく非難し、ATACMSの支援を継続すればアメリカがますます紛争に巻き込まれることが明白だと警告しました。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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プーチン大統領が北京でアメリカを非難

世界史07b 中国の国旗b

 

ロシアのプーチン大統領は、北京訪問中の10月18日、アメリカがウクライナに長射程地対地ミサイルATACMSを供与したことを「誤った行為」と非難し、アメリカがますます紛争に巻き込まれることを警告しました。

 

 

しかし、ATACMSは大した脅威ではない?

バイデン大統領風大統領 アメリカ

 

プーチン氏はATACMSが一定の脅威であることを認めつつ、ロシア軍はATACMSミサイルを迎撃できるため、戦況には変化がなく、ウクライナの苦境を延長させるだけだと述べ、ウクライナへの同情の言葉を口にしました。しかし、途中で彼は再び怒りを露わにし、「アメリカはこの紛争に関与していると私たちは信じている」との言葉を発しました。

 

 

 ゼレンスキー大統領、アメリカに感謝

世界史01 ゼレンスキー風大統領

 

アメリカの情報紙によると、10月17日にウクライナ軍は米国から供与されたATACMSミサイルを使ってロシア軍に攻撃を仕掛けたと報じられています。同日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ATACMSの正確性を称賛し、このミサイルの効果を強調し、バイデン大統領に感謝の意を表明しました。

 

 

 ATACMSはゲームチェンジャーとなるか?

世界史02 爆発が起きる都市 モブ

 

ATACMSは最大射程が300キロ、最大高度が50キロという長射程ミサイルで、ウクライナ軍はこれを使って遠隔地からロシア軍の陣地を攻撃できる能力を持っています。ATACMSを使用してロシア軍陣地を攻撃し、その後地上軍を展開するなど、多くの戦略的な用途が考えられますが、果たしてATACMSがウクライナ戦争においてゲームチェンジャーとなるでしょうか?

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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