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袁紹、父から受け継いだ意外な遺産とその[影響力]

2024年3月24日


 

織田信長

 

歴史上の有名人にはパパがしっかりと地盤を築いていたからこそ活躍できた人がいっぱいいます。例えば戦国時代の覇者・織田信長(おだのぶなが)はパパが地盤をしっかりと固めていたからこそ、戦国時代の覇者として活躍することができました。

 

曹騰(宦官)

 

 

また三国時代の曹操(そうそう)はパパやじいちゃんがお金を貯めて、後漢王朝でしっかりと名声を得て人脈や地盤を築いていたからこそ、三国志の歴史においてその名を刻んだと言えるでしょう。このように多くの歴史上に名を残した人物はパパやおじいちゃんの人脈や財力を使って歴史に名を残した人がたくさんいるのです。では三国時代に曹操と中国の覇権を争った袁紹(えんしょう)の父はいったいどんな人物で、袁紹に何を残したのでしょうか。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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袁紹の父はいったい誰なの!?

袁紹の父はいったい誰なの!?

 

袁紹は名門と呼ばれた袁家の一族に生まれますが、彼の父親はいったい誰なのでしょうか。袁紹の父親が分からないと今回のお話も先に進まないので、まずは彼のお父さんから紹介したいと思います。袁紹の父親は袁成(えんせい)と言います。袁紹の父親が分かった所でまずはこの袁成についてちょこっと紹介しましょう。

 

 

 

名門出身なのにキップのいい人で人脈作りの天才だった

袁成

 

皆さんは名門というとどんなイメージを持っていますか。自分より下の者に対しては強気に出て見下したり、強い者にはこびへつらうような人だと思っているのでしょうか。それとも名門はお金持ちなので美女を侍らせているようなイメージを持っているのでしょうか。レンの名門イメージは上二つです。しかし袁成はレンのイメージをぶっ壊す名門でした。

 

袁成は名門袁家に生まれ父親は蜀郡(しょくぐん)太守(たいしゅ)を勤めていました。レンのイメージのような人ではなく、キップのいい人で羽目をはずしてドンちゃん騒ぎするような人ではなく、しっかりと己を律していました。また袁成は色々な人と交流を結んでいたそうです。この袁成の人柄に多くの人が彼と交流を結び、後漢王朝の桓帝(かんてい)時代の最大の権力者梁冀(りょうき)も彼と付き合っていたそうです。

 

 

 

このように多くの人と付き合って人脈を広げていた袁成の言葉は大体の事がすんなりと通り「できないことや困ったことがあれば袁成を頼れ」とことわざがきるほどだったそうです。このように人脈作りの天才ともいえる袁成が袁紹の父親でした。

 

 

袁紹は若いころに父親と死別

袁紹は若いころに父親と死別

 

袁紹の父親・袁成は袁紹が誕生して数年後に亡くなってしまいます。そのため袁紹はほとんど父親から受け継いだ物はあまりありませんでした。しかし父親の兄弟達が袁紹を引き取り、彼を教育していきます。袁紹は父親から受け継いだ物よりもこの父親の兄弟達から多くのものを受け継いでいくことになります

 

 

父の兄弟から多くのものを受け継ぐ

父の兄弟から多くのものを受け継ぐ

 

袁紹は父の兄弟から多くの物をもらい受け継いでいくことになります。例えば袁紹は父が幼いころに亡くなってしまったため、父の兄弟に引き取られて育てられていく事になります。袁紹は20歳になると父の兄弟達のおかげで役職につくことができます。また父の兄弟達は三公の役職にいたことで、袁紹は同年代の中でいち早く出世していくことになります。このように袁紹は多くの物を父の兄弟から受け継いで三国時代の群雄の一人として駆け上がっていくのです。

 

 

 

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

袁紹は父から受け継いだ物はほとんどないと記載しましたが、一つだけあります。それは性格です。袁紹は父と同じくキップのいい性格だったことです。このため袁紹の元には多くの有名人がやってくることになります。例えば曹操の親友として有名な張邈(ちょうばく)、袁紹の参謀として活躍していたことがある許攸(きょゆう)などの人物が彼と交友を結んでいたそうです。袁紹は父の性格を受け継いだことで人脈作りをすんなりすることができたのではないでしょうか。

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

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