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キングダム793話ネタバレ「王翦を仕留めよ」
同じ頃、関常は亜光将軍が討ち死にした事を知り愕然とします。もう司馬尚の首を追っている時ではないと王翦を逃がす事に全力を振り向けようとしますが、そこに青歌の楽彰の軍勢がやってきて王翦を追う事を阻止しようとします。関常は青歌がどこまでも王翦を仕留めるつもりだと悟りました。
苦戦する倉央
王翦の身柄を引き受けた倉央ですが、青歌軍の回り込みが速く、思うように先に進む事が出来ません。突破の為には前線に兵力を集中させたい所ですが、そうなると殿が薄くなり、背後から青歌軍に背中を打たれる可能性があるからです。その間にも王翦を逃がす為に、王翦軍の二千人将クラスが討たれていき、倉央は脱出は厳しいかも知れんと戦死した亜光に弱音を吐きます。
本当の殿
倉央が諦めかけたその時、青歌兵を吹き飛ばして飛び込んできたのが、一時は死亡説さえ囁かれていた田里弥でした。田里弥は血を吐きながら自分たちの力不足で王翦を危険な目に遭わせている事を陳謝し、同時に王翦の将来の為に、この死地を切り開く捨て駒になる事を告げます。王翦は珍しく「ならん、お前も一緒に来い、田里弥」と言葉を発しますが、田里弥は自分の武運もここまでと拒否すると、倉央に「お前の殿は下手すぎだ!俺が真の殿を見せてやる」と言いました。
キングダム793話ネタバレ「田里弥討死」
倉央が田里弥に声をかけようとすると、田里弥は「王翦様を連れて早くいけ、このバカが」と吐き捨てて、青歌軍の正面に立ち塞がりました。ここで死亡フラグ恒例の回想シーン、まだ若く兜を被っていない(しかしマスクはしている)王翦が百人将時代の田里弥に声をかけ、「我が軍に来い、千人将にしてやる」とスカウトしています。それから、なんやかやあり、田里弥はカン・サロに斬られ掛けますが、カン・サロは途中で矛を下ろして立ち去ります。すでに田里弥は立ったまま息絶えていたのでした。というわけでキングダム794話に続きます。
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